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Interstage Host Access Service V10.0.1 ユーザーズガイド
Interstage

2.2 ホストアクセスAPI機能

ホストアクセスAPIとは、アプリケーションからホストシステムにディスプレイエミュレータ(LU2)経由でアクセスするためのJavaクラスライブラリです。


Interstage Host Access Serviceのクラスライブラリでは、エミュレータ画面をオブジェクトとして扱います。エミュレータ画面の中のフィールドデータもそれぞれオブジェクトとして表現されます。従来のエミュレータベースのキーボードや画面をシミュレートするインターフェースも提供していますので、アプリケーションの処理に応じて使い分けや併用が可能です。


これにより標準技術を利用した従来のWebアプリケーションやInterstage Interaction Managerからの利用が可能になります。

また、ホストアクセスAPIではシナリオを実行するためのインターフェースも提供しています。シナリオはホスト画面遷移(画面めくり)を自動化しますので、シナリオで目的の画面まで画面を遷移させ、目的の画面が表示されたら、APIレベルでホストにアクセスするといったことができます。シナリオを使用すると画面遷移についてソースコードを記述する必要がなくなるため、システムの早期稼働が可能になります。