ホスト業務で利用者が行う一連のホスト画面操作をアプリケーションで自動化する場合、画面遷移、画面数などをすべて知っておく必要がありました。このため、画面遷移が複雑な場合は、アプリケーションによるホスト画面操作の自動化は難易度の高い開発が必要でした。
Interstage Host Access Serviceでは、ホスト業務の一連の操作を手順(シナリオと呼びます)としてあらかじめ記録しておくことで、そのシナリオに基づいてホストシステムへの操作を自動化できます。例えば、在庫照会でホスト画面のページめくりをシナリオとして記録しておけば、以降、そのシナリオを使用することで操作を自動化することができます。
シナリオはJavaアプリケーションからオブジェクトとして呼び出すことができます。シナリオではホスト画面の情報を効率よく取得することができますので、短期間でシステムを構築することが可能です。