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 Apcoordinatorユーザーズガイド

F.1.1 UJIタグを使用したい

UJIタグは、Apcoordinatorが提供するJSP用の拡張タグです。UJIタグを使用するのに必要な設定について説明します。

JSPファイルの設定

"uji:"という接頭辞でUJIタグを使うことをtaglibディレクティブで宣言します。JSPファイルに以下の行を記述してください。この行は、UJIタグが出現する位置より前に記述する必要があります。

<%@ taglib uri="uji-taglib" prefix="uji" %>

Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)の設定

UJIタグ用のタグライブラリディスクリプタファイル (ujiall.tld) の場所をtaglib要素で指定します。タグライブラリディスクリプタとは、JSP拡張タグの名前やアトリビュートなどを記述したファイルです。ujiall.tldはApcoordinatorが提供するファイルです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee"
      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
      xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee
                          http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/web-app_2_4.xsd"
      version="2.4">
  <context-param>
    <param-name>factory</param-name>
    <param-value>sample2.Sample2Factory</param-value>
  </context-param>
  <jsp-config>
    <taglib>
<taglib-uri>uji-taglib</taglib-uri>

<taglib-location>/WEB-INF/ujiall.tld</taglib-location>

</taglib>
</jsp-config> </web-app>

この例は、ujiall.tldをWEB-INFディレクトリの下に配置した場合の記述です。taglib-locationタグで指定した"/WEB-INF/ujiall.tld"がファイル名です。ファイル名はWebアプリケーションを配置したディレクトリからの相対パスで指定します。

注意

Webアプリケーション環境定義ファイルのweb-appタグのコンテントには記述順序があります。以下のタグはこの順序で記述してください。代表的なものだけを示します。

  • context-param

  • servlet

  • servlet-mapping

  • taglib

  • ejb-ref

クラスパスの設定

Webアプリケーションからuji.jarが参照できるようにクラスパスを設定します。設定方法はアプリケーションサーバにより異なります。お使いのアプリケーションサーバの説明書を参照してください。Interstageの場合は、Interstage管理コンソールを使用してワークユニットの環境設定としてクラスパスを設定します。

アプリケーションで使用する機能によっては、さらにJARファイルの追加が必要な場合があります。詳細は、“F.7.1 アプリケーションで必要なApcoordinatorのJARファイルを知りたい”を参照してください。

関連項目