ここでは、Apcoordinatorの内部動作の概要を説明します。
Apcoordinatorアプリケーションのデバッグ時や、フレームワークをより深く理解したい場合に参照してください。
Webフロント部の動作概要
下図はApcoordinator Webフロント部の動作概要を示します。
uji:dispatchタグの実行(またはUjiServletの実行)では、リクエストを解析した内容のデータBeanをApcoordinatorコアに渡します。
ビジネスクラスでsetResponseBeanによって指定されたデータBeanがJSP表示時にUJIタグから参照されます。
この時に作成された対応表が次回のリクエストの解析に利用されます。
Apcoordinatorコアの動作概要
下図はApcoordinatorコア部分の動作概要を示します。
Webフロントではリクエストの解析から作成されたデータBeanが、EJBでは、パラメタのデータBeanが入力となります。
ロジックの前後に前処理・後処理が実行されます。
コマンドスクリプティング利用時は、通常のクラス呼出しの代わりにスクリプトが実行されます。
クラス呼出し時は、ロジック実行の前後にビジネスクラスのpreprocess、postprocessが実行されます。
例外発生時はhandleExceptionメソッドに制御が渡されます。