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 Apcoordinatorユーザーズガイド

26.3 Interstage使用時のセションBeanの環境設定

Interstageにおける実行環境の設定の概略を以下に説明します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

配備

配備はInterstage管理コンソールを使用して以下の手順で実行します。

  1. セションBeanの配備先となるワークユニットにクラスパスを設定します。配備先のワークユニットを選択し、[環境設定]タブを選択すると、ワークユニットの環境設定を行う画面が表示されます。ここで、[ワークユニット設定]の[クラスパス]に、uji.jarとujiejb.jarを改行で区切って設定します。ワークユニットのタイプが「WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用」の場合は、[ワークユニット設定]の[EJBコンテナ用]の[クラスパス]に設定します。以下は設定例です。

    Windowsの場合

    C:\Interstage\APC\lib\uji.jar
    C:\Interstage\APC\lib\ujiejb.jar

    Solaris, Linuxの場合

    /opt/FJSVwebc/lib/uji.jar
    /opt/FJSVbcco/lib/ujiejb.jar

    ワークユニットを新規に作成する場合は、作成時に設定することもできます。

  2. ワークユニットへセションBeanを配備します。配備先のワークユニットを選択し[配備]タブを選択するとアプリケーションを配備するための画面が表示されます。ここで、配備ファイルとして、ejb-jarファイル、または、ejb-jarファイルを含んだEARファイルを指定して[配備]をクリックします。ここまでの手順で、以下の作業が完了します。

    • サーバ用のコードとクライアント配布物の生成

    • ワークユニットへのセションBeanの登録

ポイント

EJB2.0以前のEJBアプリケーションの場合、必要に応じて、デプロイメント記述に記載した設定値を変更できます。配備先のワークユニットの[アプリケーション状態/配備解除]タブを選択し、[アプリケーション一覧]を選択します。EJBアプリケーション名の一覧から設定値を変更するセションBeanを選択します。この画面で[アプリケーション環境定義]タブを選択し、詳細定義の[表示]をクリックするとデプロイメント記述に記載した設定内容が表示されます。この画面で設定値を変更することができます。

Interstage Studioを使って開発する場合は、IJServerビューからInterstage管理コンソールを起動することにより、上記手順をInterstage Studio上で行うことができます。

注意

Interstageが提供するHotDeploy機能とクラスのオートリロード機能は使用できません。