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 Apcoordinatorユーザーズガイド

12.1 概要

バックエンド連携サービスライブラリでは、共通なインタフェースによるバックシステムとの連携を行うライブラリを提供します。Apcoordinatorで作成するビジネスクラスより、バックエンド連携サービスライブラリのインタフェースを呼び出すことで、バックシステムのアプリケーションを呼び出せます。

バックエンド連携サービスライブラリを使用するには、ご使用になるアプリケーションサーバの説明書に従って、EJB、JMS、および、呼び出すサービスに必要な設定を行ってください。

また、バックエンド連携サービスライブラリを使用する際に必要なソフトウェアについては、“13.2 実行時に必要なソフトウェア”を参照してください。

同期または非同期によるアプリケーションの呼び出し

アプリケーションの呼び出しは、次の呼び出しに分類できます。

バックエンド連携サービスライブラリでは、定義を行なうことで、同じアプリケーションを同期、または、非同期により呼び出せます。呼び出し方法には、次の方法があります。

呼び出し方法

動作

同期

直接呼び出し

直接呼び出し、処理の終了後に、呼び出しメソッドが復帰します。

同期変換

イベントサービスにより、呼び出しの要求を行い、呼び出した処理の終了を待ち合わせ、呼び出しメソッドが復帰します。

非同期

突き放し

イベントサービスにより、呼び出しの要求を行い、直ちに呼び出しメソッドは復帰します。

突き合せ

イベントサービスにより、呼び出しの要求を行い、直ちに呼び出しメソッドは復帰します。呼び出した処理結果をあとから参照できます。

共通インタフェースで異なるアプリケーションの呼び出し

バックエンド連携サービスライブラリでは、異なるバックシステムのアプリケーションを同じインタフェースにより呼び出せます。アプリケーションの呼び出しには、次のサービスが利用できます。