Webアプリケーションにおいて、リソースファイルで定義した単一文字列を画面に表示するには、JSPでuji:resourceTextタグを以下のように使用します。
<uji:resourceText id="target"/>
idアトリビュートには、リソースファイルで定義した単一文字列のIDを指定します。文字列がHTMLの特殊文字 <, >, ", & を含んでいる場合は、それぞれ<, >, ", & に変換されて出力されます。変換が不要な場合はuji:resourceTextタグのescapeアトリビュートにfalseを指定してください。以下は例です。
文字列「R&Dセンタ」を定義して画面に表示させる例
リソースファイルで「R&Dセンタ」という単一文字列を定義します。 XMLの規約により、定義する文字列に<, >, ", & を含めたい場合は、それぞれ <, >, ", & に置き換えて記述します。
<text id="office12">R&Dセンタ</text>
uji:resourceTextタグのescapeアトリビュートは省略します。HTMLには次のように出力されます。
R&Dセンタ
画面には「R&Dセンタ」と表示されます。
HTMLタグが混在した文字列「<B>注意</B>」を定義して画面に表示させる例
リソースファイルで「<B>注意</B>」という単一文字列を定義します。 XMLの規約により、定義する文字列に<, >, ", & を含めたい場合は、それぞれ <, >, ", & に置き換えて記述します。
<text id="caution"><B>注意</B></text>
uji:resourceTextタグにescape="false"を指定します。HTMLには次のように出力されます。
<B>注意</B>
HTMLのBタグの効果により、画面には太字で「注意」と表示されます。
HTTPのリクエストヘッダにAccept-Languageヘッダが存在する場合、UjiResourceクラスを使用した場合と同様にAccept-Languageヘッダで指定されたロケールに対応するリソースファイルが使用されます。詳細は“UjiResourceクラスからの取得”を参照してください。