Apcoordinatorコアとは、Apcoordinatorアプリケーションで共通に使用されるフレームワークです。以下の図に示すように、Apcoordinatorで作成するアプリケーションは、いずれもApcoordinatorコアが既定する構成要素を使用します。
Apcoordinatorコアの主な構成要素は以下のとおりです。
ビジネスクラス
アプリケーションで行う処理を実行するJavaのクラスです。
データBean
クライアントから入力されたデータや、クライアントへ出力するデータを記憶するJavaのクラスです。
コマンドマップ
クライアントからの入力データの種類と、アプリケーションで実行する処理の対応を定義するファイルです。
これらの構成要素の関係は次の図のようになっています。
次節以降では、Webアプリケーション、EJBが、Apcoordinatorコアを中心にしてどのように構成されるかを説明します。