J2EEに準拠したアプリケーションからEJB 3.0に準拠したセションBean(Apcoordinatorで作成したもの)を呼ぶことができます。この場合、セションBeanにホームインタフェースとリモートインタフェースを追加する必要があります。作成方法はJ2EEに準拠したセションBeanと場合と同じです。詳細はホームインタフェースとリモートインタフェースを参照してください。ホームインタフェースのインタフェース名を指定するには、セションBeanクラスに@RemoteHomeアノテーションを付けてホームインタフェース名を記述します。
また、セションBeanは以下の条件を満たす必要があります。
アプリケーション例外、システム例外として使う例外クラスは、EJB 2.1の仕様にしたがう必要があります。EJB 2.1のアプリケーション例外、システム例外については、25.2.1 例外処理を参照してください。
EJBの引数や返却値として使用するオブジェクトはRMI over IIOPの規約にしたがう必要があります。詳細は、25.3.6 EJBの引数や返却値として使用可能なオブジェクトを参照してください。
セションBeanの呼び出し方法は、J2EEに準拠したセションBeanと同じです。
注意
EJB 3.0に準拠したセションBeanは、Apcoordinatorによるローカル呼び出しを使って呼び出すことはできません。