セッション録画中に一時的に利用する保存場所を設定します。ここで指定したディレクトリには、録画に必要なヘッダファイルと一時的なセッションデータファイルが書き込まれます。ただし、自動保存の設定をしている場合は、一時的なセッションデータファイルは自動保存先フォルダに書き込まれます。
注意
録画データの出力先(一時的な保存場所、自動保存先フォルダ)には、あらかじめ十分な空き容量のあるドライブを指定してください。指定されたドライブの空き容量が10Mバイト以下の場合は、録画を開始することが出来ません。
録画データの出力先(一時的な保存場所、自動保存先フォルダ)には、Live Help Expert/Monitorを使用する可能性がある、すべてのユーザがアクセスできるフォルダを指定してください。
下記のように、録画データの出力先に設定されているフォルダにアクセスできないユーザでLive Help Expert/Monitorを起動した場合、録画データの出力先の再設定が必要になります。
【例1】管理者権限のユーザしかアクセスできないフォルダ(管理者権限のユーザのMy Documentsフォルダなど)が録画データの出力先に設定されている場合に、ユーザ権限のユーザでLive Help Expert/Monitorを起動した
【例2】一部のユーザのみが「割り当て」を行っているネットワークドライブ上のフォルダが録画データの出力先に設定されている場合に、ネットワークドライブの割り当てを行っていないユーザでLive Help Expert/Monitorを起動した
録画データの出力先(一時的な保存場所、自動保存先フォルダ)には、「\\server名\フォルダ」のような「割り当て」を行っていないネットワークドライブ上のフォルダ(UNCパス)は指定できません。
セッションデータファイルのサイズは、クライアントの解像度や画面の更新頻度によって大きく異なります(解像度が高く、頻繁に画面が更新された場合は、セッションデータファイルは大きくなります)。クライアントの画面解像度が1024×768×16ビット色で、ドキュメント作成やスプレッドシートの編集作業を1分間録画した場合、セッションデータファイルのサイズは4Mバイト以上になることがあります。
複数の[Live Help Monitor]プログラムを同時に起動している状態でセッション録画の設定を変更した場合、セッション中の[Live Help Monitor]プログラムに対して設定は有効になりません。