画面共有セッションを一層効果的に利用するための注意をご紹介しましょう。
性能に影響してくるLive Helpのデフォルトの画面送信方式を変更することができます。
画面送信が実行されている間、Live Helpは最大の性能が得られるように、情報圧縮や画面の変化の抽出を行います。しかし、必要に応じて、Live Helpのデフォルトの画面送信方式を変更することができます。詳細は、“Live Help Expertの設定の変更”-“画面送信方式とパフォーマンスの設定”を参照してください。
このダイアログボックスは、画面送信時の送信色数を減らしたり、壁紙の送信を停止したりする選択にも使えます。
画面送信を行う前に送信する画面の準備をしておくのが賢明です。
エキスパートからの画面送信を開始する前に、あらかじめ準備しておいた方が効率的です。もちろん、セッションに参加する前に準備作業をしたい場合もあるでしょう。
例えば、ドキュメントやトレーニング資料のある部分を見せたい場合は、アプリケーションをロードし、ファイルを開き、対応するページに移動し、それから画面送信を開始します。この作業を最初にしておくと、セッションにかかるかなりの時間を節約できます(クライアントは、エキスパートが説明したい部分を表示するまでの手順を見ることに興味はないでしょう)。
また、個人的な文書を開く必要があり、クライアントにはその特定のページだけを見てほしい場合も同様です(そのページに移動する間は画面送信を停止し、準備ができたら再開します)。
画面送信を開始する前に、機密データのウィンドウは閉じるか、アイコン化してください。
エキスパートからの画面送信を起動する場合は、自分の画面に表示されるものはすべてほかのセッションメンバーが見ることを忘れてはいけません。
画面転送にフロート化したツールバーが含まれないようにするため、ツールバーを[Live Help Expert]ウィンドウに一時的に取り付けることもできます。詳細は、“Live Help Expertの設定の変更”-“ツールバー”を参照してください。
画面のウィンドウの一部には、機密のデータがあるかもしれません。その情報を見せないようにするには、画面送信を起動する前にそのアプリケーションは閉じるか、それらのウィンドウをアイコン化するということを忘れないでください。