双方が同時に同じアプリケーションにアクセスすると、最初は少し混乱するかもしれません。でも心配はいりません。それは少しも難しいことではなく、ただ普段と違っているだけのことです。そして、この新しく、しかもはるかに効率的な仕事の仕方に慣れるには、エキスパートとクライアントの間で少し協力が必要なだけです。
リモート操作中にキーボードとマウスを共有するための注意をご紹介します。
クライアントのマウスやキーボードを無効化できます。
[オプション]-[リモート操作]コマンドを使って、クライアントのマウスやキーボードを無効化するオプションを設定できます。
変更を加えたい場合は、電話で話し合います。
電話を使うことを忘れないでください。情報を編集する、メニューを開く、別のアプリケーションを起動するところなどを相手に知らせるようにしましょう。
効果的なリモート操作セッションを実施するには、キーボードとマウスを共有するエチケットが大切です。もし2人が、アプリケーションが動作しているコンピュータの前に座っていたとしたら、交代でマウスやキーボードを操作することでしょう。一度にキーボードやマウスを使える人は1人であるように、セッションでも同様にしてください。
クライアントが変更を加えている間は、キー入力したりマウスを動かしたりしないでください。
相手が変更を加えている間、どのキーも押してはいけませんし、マウスも動かさないようにしてください。
クライアントのマウスやキーボードを無効化できますが、クライアントに問題を再現してもらいたい場合もあるでしょう。この場合、誤って操作の邪魔をすることがないように、交代で操作するようにしてください。
ほかのエキスパートは、[リモート操作]ボタンをクリックするだけで リモート操作を引き継ぐことができます。
セッションのほかのエキスパートが参加していて、リモート操作を使いたくなった場合、[リモート操作]ボタンをクリックするだけで、リモート操作権を得ることができます。