これで、Live Helpの機能の概要説明は終わりです。以下では、クライアントのコンピュータとの接続を切る方法について説明します。
セッションを終わり、[Live Help Client]プログラムを終了させるには、[Live Help Clientの終了]ボタンをクリックするか、[セッション]-[Live Help Clientの終了]コマンドを選択してください。確認のメッセージボックスが表示されます。メッセージボックス上の[はい]ボタンを選択すると、クライアントのコンピュータの[Live Help Client]プログラムが終了します。エキスパートのコンピュータ上の[Live Help Expert]プログラムはそのまま動作を続け、[Live Help Expert]ウィンドウとツールバーはそのまま残りますので、ほかのクライアントのセッションに参加することができます。
クライアントのコンピュータ上の[Live Help Client]プログラムを終了させずに、セッションから抜け出るには、[セッション]-[抜ける]コマンドを選択してください。エキスパートのコンピュータ上の[Live Help Expert]プログラムはそのまま動作を続けます。クライアントのコンピュータ上で[Live Help Client]プログラムはそのまま動作を続けますので、ほかのエキスパートがクライアントのセッションに参加できます。この方法は、ほかのクライアントのサポート活動に入りたいが、クライアントのコンピュータ上で[Live Help Client]プログラムの動作を続けさせたい場合などに便利です。
[Live Help Expert]プログラムを終了するには、[セッション]-[Live Help Expertの終了]コマンドを選択してください。エキスパートのコンピュータの[Live Help Expert]プログラムが終了します。[Live Help Client]プログラムを終了([Live Help Clientの終了]ボタンをクリックする)させないで、[Live Help Expertの終了]コマンドを選択した場合、[Live Help Client]プログラムはクライアントのコンピュータ上で引き続き動作します。
注意
[Live Help Client]プログラムをWindows(R)のサービスとしてWindows(R)起動時に自動起動するように設定している場合、セッションの終了方法にかかわらず[Live Help Client]プログラムは動作を継続します。[Live Help Client]プログラムは接続待ちのダイアログボックスに戻り、エキスパートからの接続を待ちます。この設定は普通、無人で運用されているワークステーションやサーバで用いられるので、[Live Help Client]プログラムが連続して動作することが重要になります。
「録画データを自動的に保存する」オプションをオフに設定した状態で、Systemwalker Centric ManagerのSystemwalkerコンソールから[Live Help Monitor]プログラムを起動した場合、セッション録画中に「Live Help Monitorの終了」を選択すると録画データが破棄されます。
Live Helpについて理解を深めるために、このマニュアルを読み進めてください。以下の章では、すべての機能について、詳しく説明するとともに、サポートセッションを効果的に行うための補助情報を提供します。