個人用アドレス帳は、ユーザ全員に与えられます。最初は何もエントリが作成されていないので、ユーザ自身がエントリを作成し、活用していきます。
エントリが作成された個人用アドレス帳では、メールの宛先を検索したり、住所や電話番号、連絡先情報を参照することができます。検索に関しては、9.2 エントリを検索するを参照してください。
個人用アドレス帳には、私用エントリ、私用グループおよび簡略名を作成できます。
個人用アドレス帳の保存場所
標準設定では、ユーザのパソコンに個人用アドレス帳のコピーが保存されます。パソコンにコピーを保存することで、サーバにある共用ディレクトリよりも高速にアクセスできます。
個人用アドレス帳の保存場所は変更できます。
保存場所を変更するには、以下のように操作します。
メインウィンドウの[オプション]メニューで、[Directoryオプション設定]コマンドをクリックします。
⇒ [Directoryオプション設定]ウィンドウが表示されます。
[個人用アドレス帳]タブをクリックします。
⇒ [個人用アドレス帳]ページが表示されます。
アドレス帳の保存場所フィールドの右横にある、ボタンをクリックして、個人用アドレス帳のコピーを保存するフォルダを指定します。
⇒ 個人用アドレス帳の保存場所が指定されます。
注意
個人用アドレス帳の保存場所に、他のユーザのパソコンを指定する場合、アドレス帳をコピーできない場合があります。このような場合には、ログイン時に[ログイン設定]ウィンドウの[全般]ページを表示し、[個人用アドレス帳をワークステーションに取り出す]チェックボックスをクリックして、オフにしてください。[ログイン設定]ウィンドウの表示については、4.1 TeamWARE Officeを起動するを参照してください。