Calendarでは、CSV形式のファイルを利用して、Calendarに予約情報を一括して登録したり、指定したカレンダーの予約情報を取り出して保存することができます。
予約情報を登録することをインポートといいます。また、予約情報を取り出すことをエクスポートといいます。
Calendarでは、インポートおよびエクスポートを行うために、以下のツールが用意されています。
これらのツールを利用することにより、エクスポートしたファイルを、表計算ソフトなどで編集し、また処理した結果をインポートすることが可能になります。
TeamWARE Calendarインポートツールとは
TeamWARE Calendar インポートツール(以降、インポートツールと略します)は、ユーザが定義したCSV形式のファイルをもとにして、個人カレンダーや設備カレンダーに、予約を一括して登録するためのツールです。
大量の予約を登録する際に便利です。
TeamWARE Calendar エクスポートツールとは
TeamWARE Calendar エクスポートツール(以降、エクスポートツールと略します)は、個人カレンダーや設備カレンダーに登録されている予約情報を一括して取り出し、CSV形式のファイルに保存するためのツールです。
大量の予約情報を取り出す際に便利です。取り出したCSV形式のファイルは、修正して予約の再登録などに利用できます。
インポートツールおよびエクスポートツールで扱うことができるCSVファイルの形式
インポートツールおよびエクスポートツールで扱うことができるCSVファイルの形式には、以下の2種類があります。
各項目をカンマ","で区切ったCSV形式
例) "2001/09/30", "10:00", "12:00", "打ち合わせ", "来週の展示会の件", "富士太郎", "了承済", "シークレット"
注意
項目の記述の中に、ダブルクォーテーション「"」を指定する場合は、続けて入力してください。
ダブルクォーテーション「"」は省略することができます。ただし、いずれかの項目の中にカンマ「,」、ダブルクォーテーション「"」、または改行を含む場合には省略することはできません。
各項目をタブで区切った形式
例) "2001/10/20" "15:00" "17:30" "課内会議" "進捗報告を行ってください。" "富士太郎" "了承済" ""
注意
タブで区切った形式の場合、項目を省略することはできません。
カレンダーに登録または取り出せる項目
インポートツールおよびエクスポートツールによって、カレンダーに登録できる項目、およびカレンダーから取り出せる項目は、以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
日付 | 予約の日付を、コントロールパネルで設定した日付の、"短い形式"で指定します。この項目の指定は、省略できません。 |
開始時間 | 予約の時間帯の開始時間を指定します。形式は、コントロールパネルで設定した時間の形式で指定します。ただし、秒は省略します。この項目の指定は、省略できません。 |
終了時間 | 予約の時間帯の終了時間を指定します。形式は、コントロールパネルで設定した時間の形式で指定します。ただし、秒は省略します。この項目の指定は、省略できません。 |
表題 | 予約の表題を指定します。表題に指定できる文字の最大バイト数は、128バイトです。この項目の指定は、省略できません。 |
メッセージ | 予約のメッセージを指定します。メッセージに指定できる文字の最大バイト数は、32,000バイトです。この項目の指定は、省略できます。 |
予約者 | この予約を作成したユーザです。登録の場合は、この項目を指定してもカレンダーへの登録は行われません。この項目の指定は、省略できます。 |
状態 | この予約の状態です。登録の場合は、この項目を指定してもカレンダーへの登録は行われません。予約情報を取り出す場合は、以下の4つの状態のいずれかです。
この項目の指定は、省略できます。 |
シークレット | シークレット予約の場合は、半角カタカナで"シークレット"と指定します。この項目の指定は、省略できます。 |