Microsoft ADLDS/ADAMの場合の、TeamWARE Officeスキーマ定義作業手順を説明します。
inetorgpersonオブジェクトクラススキーマ追加
TeamWARE Officeは、inetorgpersonオブジェクトクラスを使用するため、以下の3つのLDIFファイルがインポートされている必要があります。
ms-User.ldf
ms-InetOrgPerson.ldf
ms-UserProxy.ldf
ADLDS/ADAMのセットアップ時に、上記のLDIFファイルをインポートしてない場合、外部LDAPサーバマシンの"ADAM ツール コマンド プロンプト"で、以下のコマンドを実行し、ADLDS/ADAMへinetorgpersonオブジェクトクラススキーマを追加します。
<host>にはホスト名を、<port>にはポート番号を指定してください。
ldifde -i -f ms-User.ldf -s <host>:<port> -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext ldifde -i -f ms-InetOrgPerson.ldf -s <host>:<port> -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext ldifde -i -f ms-UserProxy.ldf -s <host>:<port> -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext
実行例：
C:\WINDOWS\ADAM>ldifde -i -f ms-User.ldf -s localhost:50002 -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext "localhost:50002" に接続しています SSPI を使って現在のユーザーとしてログインしています ファイル "ms-User.ldf" からディレクトリをインポートしています エントリを読み込んでいます................................................................... 66 個のエントリを正しく修正しました。 コマンドが正しく完了しました C:\WINDOWS\ADAM>ldifde -i -f ms-InetOrgPerson.ldf -s localhost:50002 -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext "localhost:50002" に接続しています SSPI を使って現在のユーザーとしてログインしています ファイル "ms-InetOrgPerson.ldf" からディレクトリをインポートしています エントリを読み込んでいます.................................................................... 67 個のエントリを正しく修正しました。 コマンドが正しく完了しました C:\WINDOWS\ADAM>ldifde -i -f ms-UserProxy.ldf -s localhost:50002 -k -j . -c "CN=Schema,CN=Configuration,DC=X" #schemaNamingContext "localhost:50002" に接続しています SSPI を使って現在のユーザーとしてログインしています ファイル "ms-UserProxy.ldf" からディレクトリをインポートしています エントリを読み込んでいます... 2 個のエントリを正しく修正しました。 コマンドが正しく完了しました C:\WINDOWS\ADAM>
インストールCD-ROMのsupportディレクトリ、またはTeamWARE Officeインストールディレクトリ\i500\schemaディレクトリから、two_schema_for_adam.ldfファイルを外部LDAPサーバマシンに格納します。
外部LDAPサーバマシンの"ADAM ツール コマンド プロンプト"で、以下のコマンドを実行し、ADLDS/ADAMへTeamWARE Officeのスキーマを追加します。
<host>にはホスト名を、<port>にはポート番号を指定してください。
ldifde -i -f two_schema_for_adam.ldf -s <host>:<port> -k -j . -c "cn=Schema,cn=Configuration,dc=X" #schemaNamingContext
実行例：
C:\WINDOWS\ADAM>ldifde -i -f two_schema_for_adam.ldf -s localhost:50002 -k -j . -c "cn=Schema,cn=Configuration,dc=X" #schemaNamingContext "localhost:50002" に接続しています SSPI を使って現在のユーザーとしてログインしています ファイル "two_schema_for_adam.ldf" からディレクトリをインポートしています エントリを読み込んでいます.................................................................. 65 個のエントリを正しく修正しました。 コマンドが正しく完了しました C:\WINDOWS\ADAM>
