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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

M.5.1 totadminツールの使用方法

ここでは、totadminツールの使用方法について説明します。

起動方法

TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリで、“totadmin”コマンドを入力します。このとき、パラメータには、削除内容を記述したパラメータファイルのファイル名を指定します。

コマンドの指定形式

totadmin  パラメータファイル名

オペランドの説明

パラメータファイル:

タスク削除のために必要な情報を記述したファイルの名前を、フルパスで指定します。パラメータファイルは、テキストファイルで以下の形式で記述します。

function = DELETE_OLD_TASK

[server = サーバ名 | トランスポートアドレス]

[older_than = 経過期間[M|W|D]]

[del_progress_task = YES | NO]

user = ログイン名

[password = ログインユーザのパスワード]

tp_number = トランスポート番号

tp_address = トランスポートアドレス

  • function
    “DELETE_OLD_TASK”と指定します。

  • server
    処理対象のTaskサービスがインストールされているサーバの名前、またはトランスポートアドレスを指定します。処理対象のTaskサービスがディレクトリサーバに存在する場合は、省略できます。

  • older_than
    タスクを保存する期間を指定します。タスクの期限からの経過期間を表す数字と単位(M:月、W:週、D:日)を指定します。経過期間の値は、どの単位でも1から1999までです。省略値は、6M(6ヶ月)です。なお、単位を省略すると、Mを指定したものとみなされます。

  • del_progress_task
    未完了のタスクも削除する場合は、“YES”を指定します。削除しない場合は、“NO”を指定します。省略値は、“NO”です。

  • user
    ログイン名を指定します。ログイン名は、最長で48文字です。ログインユーザには、システム管理者の権限が必要です。

  • password
    ログインユーザのパスワードを指定します。パスワードは、最長で48文字です。ログインユーザがパスワードを持っていない場合は、省略してください。

  • tp_number
    ログイン時に使用するトランスポート番号を指定します。この番号は、TeamWARE Officeをインストールしたディレクトリにある、to.iniの[TOSERVER]セクションで、transportsフィールドに記述されています。以下のように記述されている場合、tp_numberには1を指定します。

    [TOSERVER]

    transports = 1

  • tp_address
    ログイン時に使用するディレクトリサーバのトランスポートアドレスを指定します。トランスポートアドレスは、最長で128文字です。トランスポートアドレスには、IPv4のIPアドレス、ホスト名、DNS完全修飾ドメイン名のいずれかを指定します。

    注意

    • 行頭が、“/*”の行はコメント行とみなされます。

    • 空白文字を含むデータは、シングルクォーテーション(‘)で囲んでください。

    • パラメータファイルのserver指定で、サーバ名を記述する場合、WebADMIN、またはAdminで、処理対象のTaskサービスがインストールされているサーバの名前を確認してください。

    以下にパラメータファイルの記述例を示します。

    この例は、’DIRECTORY SERVER’という名前のサーバから、6ヶ月より前のタスクを、未完了タスクを含めて削除する場合の記述例です。

    function = DELETE_OLD_TASK

    server = ‘DIRECTORY SERVER’

    older_than = 6M

    del_progress_task = YES

    user = ADMIN

    password = PASSWORD

    tp_number = 1

    tp_address = 199.199.199.199