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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

M.4.1 ツールの使用方法

ここでは、tommaqrtツールの使用方法について説明します。

起動方法

MailArchiveゲートウェイをインストールしたTeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリで、"tommaqrt"コマンドを入力します。

tommaqrtツールは、サーバ動作中、停止中にかかわらず動作します。

コマンドの指定形式

tommaqrt [-m nnn[D|W]]

オペランドの説明

-m

archiverディレクトリまたは、archiverディレクトリ内のfailed サブディレクトリにあるエラーメールを再度処理できる形式に変換して、archiverディレクトリに格納します。オプションで指定する値には、処理するエラーメールの時間的な基準(経過期間)を指定します。オプションで指定された経過期間より前のエラーメールが処理対象になります。

経過期間を表す数字と単位(W:週、D:日)を指定します。経過期間の値(nnn)はどの単位でも0~999で、単位は大文字小文字を区別しません。省略値は3D(3日)です。なお、単位を省略すると、Dを指定したものとみなされます。

時間の計算は以下の方法で行います。

単位

計算方法

D

ツール起動時刻から24×nnn時間

tommaqrt -m 3D

3×24時間より前に作成されたファイルが対象になります

tommaqrt -m 0D

すべてのファイルが対象になります

W

ツール起動時刻から24×7×nnn時間

tommaqrt -m 4W

4×7×24時間より前に作成されたファイルが対象になります

対象ファイル

対象のファイルは以下のとおりです。

ディレクトリ

ファイル名

$INST\archiver

*.err

$INST\archiver\failed

*.err

*.m49

*.h49

*.l49

※ $INST:TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリ