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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

J.1.2 [tximport]コマンドの処理概要

[tximport]コマンドは、内部で次の3つの処理を実行します。

これらを実行するために必要な情報は、コントロールファイルに記述します。一部の情報は、[tximport]コマンドのパラメータとして渡すこともできます。

LDAPサーバへの接続

対象となるLDAPサーバへ接続します。

接続には、LDAPサーバのBIND識別名、BINDパスワードを指定するか、またはLDAPサーバで匿名アクセスが許可されている必要があります。

LDAPのプロトコルは、V2、V3をサポートしています。プロトコルの選択は、接続先のLDAPサーバに合わせて[tximport]コマンドが自動的に行います。

注意

BIND識別名、BINDパスワードの指定値については、LDAPサーバの管理者に問い合わせてください。

登録/更新するユーザ/グループの検索

[tximport]コマンドは、TeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新するユーザ/グループをLDAPディレクトリから検索します。

検索には、以下の3つの条件指定を組み合わせることができます。その結果、抽出されたユーザ/グループがTeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新する対象となります。

TeamWARE Officeディレクトリへの登録/更新

[tximport]コマンドは、LDAPサーバから抽出したユーザ/グループをTeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新します。TeamWARE Officeディレクトリへの登録/更新には、TeamWARE OfficeのDirectory ユーティリティが使用されます。

TeamWARE Officeのユーザアカウント属性/グループ属性は、LDAPサーバ側の属性を割り当てることで自由に設定できます。

Directoryユーティリティの詳細については、"付録B Directoryユーティリティ"を参照してください。