ページの先頭行へ戻る
 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

F.9 [MAIL]セクション

[MAIL]セクションでは、メールデータベースリストア処理機能を設定します。メールデータベースリストア処理とは、TeamWARE Officeサーバ運用中のハードエラー、電源断などのトラブル発生後のサーバの自動リカバリ時に、メールデータベースのリストア処理する機能です。ただし、インストール直後はこの機能は設定されていません。

設定例を以下に示します。

<設定例>

[MAIL]

   mail_database_restore = 1

mail_database_restoreには、0/1/2のレベルが設定できます。to.iniファイルにこの設定がない場合には、0が設定されたとみなされます。

レベルの説明を以下の表に示します。

レベル

説明

レベル0

「メールデータベースリストア処理」は動作しません。

レベル1

送信メール受信メールのリンク関係のチェックを行い、異常のあるメールの修復対処を行います。

レベル2

送信メール受信メールのリンク関係のチェックのみ行います。

ポイント

メールデータベースリストア処理は、コマンドで起動することもできます。

詳細については、"M.2 tomrstrツール"を参照してください。

注意

メールデータベースリストア処理の時間は、データベースサイズに依存します。サイズの大きいデータベースでは、かなりの実行時間を必要とします。以下を実行時間の目安としてください。

(実行時間を計測したハードウェア条件)

-CPU:Celeron 667 MHz

-メモリ:128 MB

(計測例)

データベース:120 MB

インデックス:37 MB

⇒実行時間:約125 秒

データベース:600 MB

インデックス:115 MB

⇒実行時間:約450秒