E.1 [to start]コマンドメッセージ

[to start]コマンドの出力メッセージについて説明します。

メッセージ	Cannot chdir to TeamWARE root directory.
意味	TeamWARE Officeのルートディレクトリに移動できません。
対処	各種のパス設定、ディレクトリアクセス権限の設定が正しいか確認してください。

メッセージ	Cannot get current directory.
意味	カレントディレクトリの変更ができません。
対処	各種のパス設定、ディレクトリアクセス権限の設定が正しいか確認してください。

メッセージ	Out of environment space.
意味	環境変数用のメモリが足りません。
対処	環境変数用のメモリの割り当てを増やしてください。

メッセージ	TeamWARE software not installed properly.
意味	TeamWARE Officeサーバが正しくインストールされていません。または、TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリ以外からコマンドを入力したときに、環境変数"PATH"および"TO"が正しく設定されていません。
対処	再インストールしてください。または、環境変数を確認してください。

メッセージ	to.ini not found.
意味	"to.ini"ファイルが見つかりません。
対処	正しいパス設定を行ってください。または、[to config]コマンドでサービスなどのセットアップを正しく行ってください。

メッセージ	TeamWare server or Database utility(recover, compress) is running.
意味	TeamWARE Officeサーバが起動しているか、[to recover]コマンドまたは[to compress]コマンドが動作中です。
対処	[to status]コマンドを実行して状態を確認してください。先頭行のUSERフィールドに"$Db Recover"が表示されている場合は[to recover]コマンドが、"$Db Compress"が表示されている場合は[to compress]コマンドが動作中です。

メッセージ

TeamWARE Office: Start error(原因コード)

意味

サービス（TeamWARE Office Server）の起動に失敗しました。
失敗の理由は原因コードで表されます。
主な原因コードは下記の通りです。

1056 : TeamWARE Office Serverサービスの開始処理中に[to start]コマンドを実行しました。または、サービス（TeamWARE Office Server）が開始している状態のとき、[to start]コマンドを実行しました。

1062 : TeamWARE Officeサーバの起動に失敗しました。

対処

【原因コードが1056の場合】
[to status]コマンドでTeamWARE Officeサーバの状態を確認してください。
TeamWARE Officeサーバがすでに起動している場合には、対処は不要です。
起動していない場合には、OSを再起動してから、再度TeamWARE Officeサーバを起動してください。

【原因コードが1062の場合】
システムイベントログ（to.logファイル）を参照してください。
ログの意味については、システムイベントヘルプを参照してください。

原因コードが上記以外の場合は当社技術員、または営業にご相談ください。

メッセージ	TeamWare server is already running
意味	TeamWARE Officeサーバはすでに起動しています。
対処	ありません。