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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

16.3.2 ウイルスチェック

ウイルスチェックでは、CPUとファイルI/Oをかなり消費します。このような状態でTeamWARE Officeサーバを利用した場合、レスポンスの低下やファイルアクセスエラーなどが発生することがあります。

また、TeamWARE Officeサーバでは、定期的にデータベースを圧縮する処理(オンラインコンプレス処理)を行っています。この処理は、TeamWARE Officeサーバへのアクセスが一定時間ないときに動作しますが、コンプレス処理中にデータベースへのアクセスが行えないと、以降、データベースの修復処理を行うまで、該当のデータベースが使用不可能となります。この結果、データベースを扱う操作(新たなログイン処理やログイン中の操作)がエラーとなります。これは、TeamWARE Officeサーバで、TeamWARE Officeがサポートしていない一般のウイルスチェックソフトウェアが動作した場合に発生することがあります。

クライアントから添付ファイルとして登録されたファイルは、ほとんどがTeamWARE Office独自の形式に圧縮されて格納されています。そのため、TeamWARE Officeがサポートしていない一般のウイルスチェックソフトウェアを使用しても、ウイルスを発見することはできません。また、圧縮されたファイルを感染されたファイルと誤認して駆除などが行われる可能性があります。

これらのことより、TeamWARE Officeがサポートしていない一般のウイルスチェックソフトウェアを使用しないでください。

注意

TeamWARE Officeのウイルスチェック機能については、"第13章 ウイルスチェックの管理"を参照してください。