ページの先頭行へ戻る
 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

11.2.2 インターネットメール形式への変換

IMAP4サービスはTeamWARE Officeのメールフォルダに格納されたメールを、MIME標準で規定された方法でインターネットメール形式に変換し、IMAP4クライアントに渡します。MIME標準では、表題などの日本語や、バイナリデータ・イメージ・ビデオなどのマルチメディアデータの添付ファイルのエンコード方法を規定しています。

表題や添付ファイルのエンコードには、ISO-2022-JP変換方式やBase64変換方式、AppleSingle変換方式などが用いられます。

なお、メッセージテキストがリッチテキストの場合はテキストのみに変換されます。このとき、メッセージテキストに貼り付けられたオブジェクト(画像やファイルなど)は、"/?/"に置き換わります。また、表題やメッセージに半角カタカナがある場合は、全角カタカナに変換されます(全角カタカナに変換されないように設定することもできます)。

注意

  • IMAP4サービスは、日本語の表現やマルチメディアデータの添付ファイルをMIME標準で変換します。したがって、MIMEをサポートしていないIMAP4クライアントでは、表題や添付ファイルが正常に取り出せない場合があります。

  • インターネット形式に変換されたメールのサイズは、添付ファイルなどのエンコードにより、元のメールの約1.5~2倍になります。