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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

9.3.3 POP3サービスのSSL対応

POP3クライアントからの接続を受け、必要に応じてTeamWARE Office のメールデータをRFC822形式(E-Mail形式)に変換し、POP3クライアントへ返却します。

POP3サービスは110番ポートを監視し、クライアントからの接続を待ち受けます。

POP3サービスのSSL対応では、POP3サービスとE-Mailクライアントの間の通信データを暗号化します。POP3サービスのSSL通信には、一般的に995番ポートを使用します。

注意

SSL通信を行うためには、TeamWARE Officeセキュリティオプション SSL機能のインストールと利用環境の設定をする必要があります。詳細は、"TeamWARE Office セキュリティオプション 説明書"の"第2章 セキュリティオプションの導入から運用まで"以降を参照してください。

POP3サービスのSSL設定

POP3サービスでSSLを使用するためには、POP3サービス用のiniファイルに設定を記述する必要があります。to.iniの[TOSTART]セクションのtopop行に-iniに続けてiniファイル名を指定します。以下の例は、iniファイル名を「popssl.ini」とした場合です。なお、設定の反映には、TeamWARE Office サーバの再起動が必要となります。

[TOSTART]
service = topop -inipopssl.ini

以下にiniファイルの設定例を示します。[SSL]セクションにオプションを記述します。

[SSL]
Use_SSL_Port =1
SSL_Port= 995
Server_Cert=twosvhops00006.crt
ID_Mode=ID_MODE_SERVER

オプションの説明

POP3サービスのSSL設定における注意事項