ページの先頭行へ戻る
 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

8.6.11 添付ファイルの扱いについて

この設定を有効にすることにより、外部からTeamWARE Officeに届いたメールに添付されているファイルの文字コードをデコードせず、そのまま受信する動作が初期動作になります。

本設定は、to.iniファイルに"ignore_att_charset_decode"オプションを記述することにより、動作を変更することができます。

ignore_att_charset_decodeの値には、"0"または"1"を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。

ignore_att_charset_decodeオプションを省略した場合は、"1"と同じ動作をします。

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法
  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。

  2. MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にある、to.iniファイルをテキストエディタで開きます。

  3. to.iniファイルに、以下の行を追加します。

    [MIME]
      ignore_att_charset_decode= 0

    ※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。

  4. to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。

  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

注意

  • オプションのパラメータには、説明されている値以外の文字を指定しないでください。

  • 以下の条件の場合、添付ファイルを開いた時に文字化けして見えます。

    • ignore_att_charset_decodeオプションが有効である。かつ、

    • 外部から届いたメールに添付されているファイルの文字コードが変換されている。かつ、

    • その添付ファイルを文字コードに対応していない表示ソフトで見た場合。


    例)
    添付ファイルの文字コードがUTF-8やJIS文字コードなどに変換されて送られてきた場合、受信者にはそのままの文字コードで配信されます。添付ファイルを開いた場合、その文字コードに対応していない表示ソフトでは読むことができません。
    添付ファイルが読めなかった場合は、その文字コードを表示できるソフトを使用して読むようにしてください。
    添付ファイルの文字コードのデコードをMIMEゲートウェイで行って欲しい場合は、オプションの変更を行ってください。