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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

3.1 サーバのインストール

ここでは、サーバのインストールについて説明します。

初めてのインストール

初めてTeamWARE Officeをインストールする場合は、"第2章 システム構成の計画"と"グループウェア機能 インストールガイド"をお読みになり、システム構成を設計してください。

初めてサーバをインストールする場合、そのサイトに9桁のサイト識別番号を設定します。設定したサイト識別番号は変更できないため、ほかのサイトのサイト識別番号と重複しないよう十分注意して管理するようにしてください。重複すると、そのサイト間では以下の機能が使えなくなります。

サイト識別番号を重複させない方法の例を以下に示します。

サーバのインストール方法は、"グループウェア機能 インストールガイド"に記述されています。

サーバのインストールとセットアップが完了したら、データベースの破壊が発生した場合に備えて、TeamWARE Officeシステムのバックアップ作業を実施します。バックアップは、すべてのサーバについて実施する必要があります。バックアップの方法については、"第15章 データベースの保全"を参照してください。

注意

  • サーバのインストール前に、必要なライセンス数を購入していることを確認してください。購入していない場合には、購入する必要があります。ライセンスの詳細については、"グループウェア機能 インストールガイド"を参照してください。

  • エンタープライズ構成の場合、インストールは、「エンタープライズマスターサイト」、「メンバーサイト」の単位でエンタープライズマスターサイトから順に行う必要があります。詳細については、"グループウェア機能 インストールガイド"を参照してください。

  • セキュリティオプションのSSL機能のインストールについては、"TeamWARE Officeセキュリティオプション説明書"を参照してください。

アプリケーションサーバの追加インストール

運用中のシステムに、新たなアプリケーションサーバを追加して、システムを拡張できます。アプリケーションサーバの追加が完了したら、全サーバを再起動する必要があります。このため、アプリケーションサーバの追加は、全サーバを停止できるときに実施してください。

サーバのインストールが完了したら、データベースの破壊が発生した場合に備えて、TeamWARE Officeシステムのバックアップ作業を実施します。バックアップは、インストールしたサーバ、および、ディレクトリサーバについて実施する必要があります。バックアップの方法については、"第15章 データベースの保全"を参照してください。

注意

  • アプリケーションサーバのインストールを最初からやり直す場合(インストールを完了したが、再度インストールをやり直したい場合)、必ず、アプリケーションサーバにインストールしたすべてのサービスとサーバを削除してから再インストールしてください。サーバの削除方法は、"3.3 サーバの削除"および"グループウェア機能 インストールガイド"を参照してください。

  • 複数のアプリケーションサーバを同時にインストールすることはできません。したがって、複数のアプリケーションサーバで構成されるシステムを作成する場合、1サーバずつ順番にインストール作業を実行してください。

  • 指定するサーバ番号は、サイト内で一意な値を指定してください。また、過去に使用したサーバ番号を指定しないようにしてください。サーバ番号については、"グループウェア機能 インストールガイド"を参照してください。

  • 1台のアプリケーションサーバを追加したら、サイト内のすべてのTeamWARE Officeサーバを再起動してください。