Linkexpress メッセージ集
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目次
索引

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DB14102
データベースシステム・メッセージ : message |
[メッセージ種別]
エラー
[パラメタの意味]
message : データベースシステムのメッセージを示します。
[システムの処理]
DB連携機能の処理を中止します。
[オペレータの処置]
各データベース・システムのマニュアルを参照して、エラー原因を取り除いてください。
- Oracleの場合、以下の原因が考えられます。
- "Error during connect 2700"が出力された場合
ORACLE_HOME環境変数が設定されていない可能性があります。
- "ORA-12560: TNS:protocol adapter error"が出力された場合"
DBサービス定義のDATABASEの指定値誤りの可能性があります。
正しい指定値でDBサービス定義を再登録し、格納を実施してください。
- "ORA-12899"が出力された場合
環境変数またはDBサービス定義の指定が正しくありません。
データベース・キャラクタ・セットがAL32UTF8の場合
環境変数NLS_LANGに、Japanese_Japan.AL32UTF8、
DBサービス定義UNICODE_TYPEオペランド(OUTTABLE定義文)に
utf8-4を設定してください。
データベース・キャラクタ・セットがJA16SJISの場合
環境変数NLS_LANGに、Japanese_Japan.JA16SJIS、
DBサービス定義CODEオペランド(OUTTABLE定義文)に
sjis-msを設定してください。
- Symfoware/RDBのデータベースの文字コード系が"EUC_S90"の場合は、Symfoware/RDBのRDBCHARSET環境変数およびRDBNCHAR環境変数を指定する必要があります。詳細は、「運用ガイド」の「A.7.2 Symfoware/RDBを使用する上での留意点」を参照してください。
- "JYP1065E スキーマ"***"のトリガ"***"の被トリガSQL文でエラーが発生しました.詳細メッセージ= JYP8100E 入力文は不当です."が出力された場合、以下の可能性が考えられます。
Linkexpressが指定している予約語レベルはSQL92のため、トリガがエラーになっています。Symfoware/RDBのクライアント用動作環境ファイルで"SQL_LEVEL=(SQL2000)"を指定してください。
- データベースシステムがSQL Serverの場合、VL情報のエントリが正しくない可能性があります。「導入ガイド」の「8.5 SQL Serverの環境設定 [PCサーバ]」を参照し、VL情報のエントリを実施してください。
- "データベースシステム・メッセージ :233:[Microsoft][SQL Native Client] 名前付きパイプのプロバイダ : パイプの他端にプロセスがありません。"が出力された場合、以下の可能性が考えられます。
- SQL Serverが起動されていません。
SQL Serverが起動されていない場合は、起動後に再度格納を実施してください。また、以下の指定を行っている場合は、格納対象サーバ上のSQL Server、またはインスタンスを起動してください。
- LXDBSERVER環境変数
- LXDBINSTANCE環境変数
- SQLSRV_NAMEキーワード
- SQLINSTANCE_NAMEキーワード
- sql、またはbcpコマンドが実施できる環境が整っていません。
sqlcmdコマンド、およびbcpコマンドで接続可能な状態であるか確認してください。SQL Serverの設定でリモート接続が許可されていないことなどが考えられます。
各コマンドの詳細は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。
- "データベースシステム・メッセージ :18470:[Microsoft][SQL Native Client][SQL Server]ユーザー 'sa' はログインできませんでした。理由: このアカウントは無効です。"が出力された場合、データベース・アクセス・ユーザ名またはDBアクセス用セキュリティ情報に指定されたユーザ名の状態を確認してください。確認方法を以下に示します。
Microsoft(R) SQL Server(R) Management Studioのセキュリティ配下のログインで、使用するログイン名のログインプロパティを確認してください。
- サーバロール
sysadminがチェックされている必要があります。
- 状態
ログインが"有効"になっている必要があります。
- "データベースシステム・メッセージ :IM002:[Microsoft][ODBC Driver Manager] データ ソース名および指定された既定のドライバが見つかりません。"
または
"データベースシステム・メッセージ :160:指定されたドライバはシステム エラー 126 (SQL Native Client) のため読み込めませんでした。"が出力された場合、"SQL Native Client"がインストールされていない可能性があります。
"SQL Native Client"をインストールしてください。
- "データベースシステム・メッセージ : 87:[Microsoft][SQL Native Client]SQL ネットワーク インターフェイス : 接続文字列が有効ではありません"
または
"データベースシステム・メッセージ : -1:[Microsoft][SQL Native Client]SQL ネットワーク インターフェイス : 指定された Server/Instance の位置を特定しているときにエラーが発生しました"が出力された場合、以下の原因が考えられます。
- 指定値に誤りがあります。
DB動作環境定義のSQLSRV_NAMEキーワードまたはSQLINSTANCE_NAMEキーワードで指定したSQL Server情報が誤っている可能性があります。これらのキーワードが省略されている場合は、LXDBSERVER環境変数またはLXDBINSTANCE環境変数を確認してください。これらのキーワードまたは環境変数を正しく設定してください。
- 規定のインスタンスへ格納する場合に、不要なキーワードが指定されています。
DB動作環境定義のSQLSRV_NAMEキーワードまたはSQLINSTANCE_NAMEキーワードが指定されています。規定のインスタンスへ格納する場合は、これらのキーワードを指定しないでください。これらのキーワードが指定されていない場合、LXDBSERVER環境変数またはLXDBINSTANCE環境変数が指定されていないかを確認してください。
- クラスタ環境で、クラスタシステム切替え時に本メッセージが出力された場合、Symfowareがダウンリカバリ中の可能性があります。この場合は、クラスタシステム切替え完了後に再度コマンドを実行してください。
- クラスタ環境で、コマンド実行中にクラスタシステム切替えが発生し、クラスタシステム切替え完了後にコマンドを実行すると、本メッセージが出力される場合があります。この場合は、再度コマンドを実行してください。
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