FUJITSU Linkexpress 解説書
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第2章 Linkexpressを利用した業務> 2.2 データベース利用による情報活用業務

2.2.1 基幹サーバによる集中運用の例

基幹サーバ上の定型業務として、情報活用を行う業務運用の例を以下に示します。

基幹サーバ(グローバルサーバ/PRIMEFORCE)上のAOFまたはSCFによって、基幹データベースから部門サーバ(PC/UNIXサーバ)へのデータ流通を運用します。業務終了後、パソコンのOLAPツールを使ってデータを解析します。

[図2.3 基幹サーバで集中運用する情報活用業務]

(1) AOFまたはSCFより、DB-EXPRESSの抽出ジョブを実行してDBのデータを抽出し、送信ファイルを準備します。

(2) AOFまたはSCFより、Linkexpress File Transferに部門サーバへの送信ジョブを実行し、ファイルを送信します。

(3) AOFまたはSCFより、Linkexpress File Transferに部門サーバ上のジョブ起動を要求し、コード変換とDB格納を行います。

(4) すべての送信業務が終わった後に、AOFまたはSCFよりLinkexpress File Transferのサービス管理簿表示コマンドを実行して業務の結果を確認します。

(5) 利用者が情報活用パソコンのOLAPツールを使ってデータ解析を行います。


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