ファイル名
UserOperation.00.wdu UserOperation.01.wdu UserOperation.02.wdu UserOperation.03.wdu |
使用用途
簡易操作ログファイルは、CT上のユーザーが行ったウィンドウ操作、「実行ファイルの制御」で指定したファイルの動作を監視し、記録するファイルです。
簡易操作ログの収集を有効に設定した場合に作成されます。
管理者はこのファイルを参照することで、ユーザがPC上で行った操作の監査や「実行ファイルの制御」で指定したファイルに対する通知状況を把握できます。インベントリ収集時またはインベントリ通知時に更新されます。
格納場所
CS上にある収集ファイルディレクトリのCT別フォルダに作成されます。
DTPインストール先ディレクトリ\invcl\inv\meter\opelogフォルダ配下に作成されます。
ファイル形式
簡易操作ログファイルは、Unicode(UTF-8、バイト オーダー マーク無し)でエンコードされた、カンマ区切りのテキストファイルです。
項番 | 項目名 | 項目内容 |
---|---|---|
1 | ログオンユーザー名 | 対象PCにログオンしたユーザー名 |
2 | 種別 | 情報種別 I:ウィンドウのアクティブ情報 W:「実行ファイルの制御」の警告情報 S:「実行ファイルの制御」の強制停止情報 N:ユーザーのログオン F:ユーザーのログオフ B:PCの起動 H:PCの終了 |
3 | 記録時刻 | この動作を記録した時刻 □:半角スペース |
4 | ウィンドウ表示-終了日時 | ウィンドウが非アクティブになった日時 □:半角スペース 情報種別が「I」の場合のみ有効 |
5 | 稼働時間 | ウィンドウを他のウィンドウに切り替えるまで表示していた秒数 情報種別が「I」の場合のみ有効 |
6 | ウィンドウ タイトル | ウィンドウのタイトル文字列 情報種別が「I」の場合のみ有効 |
7 | ファイル名 | 実行プログラムのファイル名 |
8 | セッションID | 操作が行われたセッションの識別子 (Windows Server® 2003以降に存在する「query session」コマンドの出力内容に含まれるIDと同じ) |
ファイル出力例
"","B","2011/10/01 14:01:25","","","","",""
"dtp-user2","N","2011/10/01 14:02:09","","","","","1"
"dtp-user1","N","2011/10/01 14:02:21","","","","","2"
"dtp-user3","N","2011/10/01 14:02:30","","","","","4"
"dtp-user1","I","2011/10/01 14:02:44","2011/10/01 14:03:00","16","スタート メニュー","C:\WINDOWS\Explorer.exe","2"
"dtp-user2","W","2011/10/01 14:03:33","","","","C:\Users\dtp-user2\documents\connect\rlogin.exe","1"
"dtp-user1","I","2011/10/01 14:03:01","2011/10/01 14:03:35","34","環境設定","C:\DTP\ctdsetup.exe","2"
"dtp-user3","S","2011/10/01 14:03:44","","","","E:\temp\p2p.exe","4"
"dtp-user1","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","2"
"dtp-user3","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","4"
"dtp-user2","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","1"
"","H","2011/10/01 14:06:07","","","","",""
参照
月をまたいだ時の動きについて
2011年9月30日23時58分にウィンドウを活性化し、同年10月1日0時4分に他のウィンドウを表示したとします。その場合は、その記録を10月度のファイル(10月中はUserOperation.00.wdu)で参照できます。