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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

2.4.3 簡易操作ログファイル

ファイル名

UserOperation.00.wdu

UserOperation.01.wdu

UserOperation.02.wdu

UserOperation.03.wdu

使用用途

簡易操作ログファイルは、CT上のユーザーが行ったウィンドウ操作、「実行ファイルの制御」で指定したファイルの動作を監視し、記録するファイルです。

簡易操作ログの収集を有効に設定した場合に作成されます。

管理者はこのファイルを参照することで、ユーザがPC上で行った操作の監査や「実行ファイルの制御」で指定したファイルに対する通知状況を把握できます。インベントリ収集時またはインベントリ通知時に更新されます。

格納場所

CS

CS上にある収集ファイルディレクトリのCT別フォルダに作成されます。

CT

DTPインストール先ディレクトリ\invcl\inv\meter\opelogフォルダ配下に作成されます。

ファイル形式

簡易操作ログファイルは、Unicode(UTF-8、バイト オーダー マーク無し)でエンコードされた、カンマ区切りのテキストファイルです。

項番

項目名

項目内容

1

ログオンユーザー名

対象PCにログオンしたユーザー名

2

種別

情報種別

I:ウィンドウのアクティブ情報

W:「実行ファイルの制御」の警告情報

S:「実行ファイルの制御」の強制停止情報

N:ユーザーのログオン

F:ユーザーのログオフ

B:PCの起動

H:PCの終了

3

記録時刻

この動作を記録した時刻
(YYYY/MM/DD□HH:MM:SS)

□:半角スペース
YYYY:西暦4桁
MM:月(01~12)
DD:日(01~31)
HH:時(00~23)
MM:分(00~59)
SS:秒(00~59)

4

ウィンドウ表示-終了日時

ウィンドウが非アクティブになった日時
(YYYY/MM/DD□HH:MM:SS)

□:半角スペース
YYYY:西暦4桁
MM:月(01~12)
DD:日(01~31)
HH:時(00~23)
MM:分(00~59)
SS:秒(00~59)

情報種別が「I」の場合のみ有効

5

稼働時間

ウィンドウを他のウィンドウに切り替えるまで表示していた秒数

情報種別が「I」の場合のみ有効

6

ウィンドウ タイトル

ウィンドウのタイトル文字列

情報種別が「I」の場合のみ有効

7

ファイル名

実行プログラムのファイル名

8

セッションID

操作が行われたセッションの識別子

(Windows Server® 2003以降に存在する「query session」コマンドの出力内容に含まれるIDと同じ)

ファイル出力例

"","B","2011/10/01 14:01:25","","","","",""

"dtp-user2","N","2011/10/01 14:02:09","","","","","1"

"dtp-user1","N","2011/10/01 14:02:21","","","","","2"

"dtp-user3","N","2011/10/01 14:02:30","","","","","4"

"dtp-user1","I","2011/10/01 14:02:44","2011/10/01 14:03:00","16","スタート メニュー","C:\WINDOWS\Explorer.exe","2"

"dtp-user2","W","2011/10/01 14:03:33","","","","C:\Users\dtp-user2\documents\connect\rlogin.exe","1"

"dtp-user1","I","2011/10/01 14:03:01","2011/10/01 14:03:35","34","環境設定","C:\DTP\ctdsetup.exe","2"

"dtp-user3","S","2011/10/01 14:03:44","","","","E:\temp\p2p.exe","4"

"dtp-user1","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","2"

"dtp-user3","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","4"

"dtp-user2","F","2011/10/01 14:05:50","","","","","1"

"","H","2011/10/01 14:06:07","","","","",""

参照

月をまたいだ時の動きについて

2011年9月30日23時58分にウィンドウを活性化し、同年10月1日0時4分に他のウィンドウを表示したとします。その場合は、その記録を10月度のファイル(10月中はUserOperation.00.wdu)で参照できます。