機能説明
本コマンドは、CS上で、CSが管理している情報をもとに、各CTの状態をWebブラウザ上に表示します。
主要なポリシーの設定値やCTの動作状況を確認するために使用します。
確認するCTは、コマンドのオプションで指定します。
記述形式
ユーザーID、PC名、接続サーバが検索文字列に部分一致するCTの状態を表示します。
また、大文字と小文字を区別せずに検索を行います。
logcheckcs.exe | [-a] |
引数で指定したユーザーID、PC名、接続サーバのCTの状態を表示します。
また、大文字と小文字は区別して検索を行います。
logcheckcs.exe | [-a] |
オプション -u, -p -s のいずれかの指定が必要です。
オプション
このオプションを指定した場合、稼働状況をすべて表示します。
このオプションを指定しない場合、稼働状況を最新2日分表示します。
収集済みのインベントリ情報(ユーザーID、PC名、接続サーバ)をもとに指定された文字列が存在するか確認します。
存在する場合は、そのCTの情報を表示します。
大文字と小文字を区別せずに検索を行います。
表示するCTのユーザーIDを指定します。
大文字と小文字は区別して検索を行います。
表示するCTのPC名を指定します。
大文字と小文字は区別して検索を行います。
表示するCTの接続サーバを指定します。
大文字と小文字は区別して検索を行います。
復帰値
0: CTの状態を収集し、Webブラウザでの表示に成功しました。
0以外:異常終了しました。
コマンド格納場所
CSインストールフォルダ\FJSVsbtrs\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrators権限が必要です。
CSインストールPC上で実行してください。
使用例1
CS上で、検索文字列に指定したCTの状態を表示します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" yama |
検索文字列に指定した yama に一致するユーザーID、PC名、接続サーバのCTが一覧表示されます。
No ユーザーID PC名 接続サーバ |
ここで、該当する CT の番号を入力します。
使用例2
CS上で、指定したユーザーID、PC名、接続サーバに一致するCTの状態を表示します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" -u User -p PC -s ds.example.com |
使用例3
CS上で、ユーザーID、PC名、接続サーバのうち、一部のパラメーターを省略してCTの状態を表示します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" -u User |
指定したパラメーターに一致するCTが一覧表示されます。
No ユーザーID PC名 接続サーバ |
ここで、該当する CT の番号を入力します。
実行結果/出力形式
Webブラウザが起動し、Webブラウザ上に該当するCTの状態が表示されます。
Webブラウザを起動した時点で本コマンドは終了します。(Webブラウザの終了を待たずに本コマンドは終了します。)
表示内容の詳細については、“1.31 logcheck.exe(CT動作状況チェックコマンド)”を参照してください。