機能説明
本コマンドは、管理台帳の情報を削除します。
記述形式
DTPA_DBAssetDel.exe | [/a] [/d] [/n] [/h] |
注意
オプションは省略できません。一つ以上設定する必要があります。
オプション
管理台帳を一括削除します。対象となる情報は以下の通りです。
なお、本オプションを指定した場合、他のオプションに関係なく以下の情報を一括削除します。
機器情報
契約情報
未登録検知機器情報
自動採番情報の初期化
履歴情報
未使用の分類/種別
セキュリティ監査の結果
消費電力情報
複合機/プリンタの稼働情報
機器情報を削除します。
自動採番情報を初期化します。
履歴情報を削除します。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\DTPA |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
“/n”を用いて自動採番情報を初期化した場合、自動採番の番号が「1」にリセットされます。初期化後に新たな機器を登録すると、自動採番される資産管理番号は既に登録済みの番号と重複する可能性があります。そのため、本オプションを指定する場合は、事前に自動採番する資産管理番号の先頭文字を変更してください。
先頭文字の変更は、CSの[スタートメニュー]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[環境設定]-[管理台帳の設定]から設定できます。
本コマンドを実行する前に、資産情報のバックアップを事前に行うことを推奨します。
Windows Server® 2008およびWindows Server® 2012で本コマンドを実行する場合、右クリックのメニューで「管理者として実行」を選択して起動したコマンドプロンプト上で、本コマンドを実行してください。
使用例
資産情報を一括削除する場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\ DTPA_DBAssetDel.exe" /a |
自動採番情報を削除する場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\ DTPA_DBAssetDel.exe" /n |
機器情報と履歴情報を削除する場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\ DTPA_DBAssetDel.exe" /d /h |
実行結果/出力形式
資産情報を一括削除した場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_DBAssetDel.exe" /a 資産台帳を一括削除しました。 |
自動採番情報を削除した場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_DBAssetDel.exe" /n 資産管理番号における自動採番の値:100を初期化しました |
※自動採番の値は、初期化前に採番されていた値を出力します。
機器情報と履歴情報を削除した場合
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_DBAssetDel.exe" /d /h 引数で指定した情報を削除しました。 |
※各コマンドの実行結果のメッセージはメッセージボックスに出力されます。