Linkexpress クラスタシステム導入説明書
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第4章 MC/ServiceGuardシステムにおける設定と運用> 4.1 HP-UX上の設定と運用

4.1.5 定義の変更に関する注意事項

Linkexpressの定義を変更する場合、共有データ・ディス上のLinkexpressが使用するファイルシステムがマウントされている必要があります。以下の定義を変更する前に、Linkexpressが使用するファイルシステムがマウントされていることを確認してください。

上記の定義のうち、動作環境定義、ネットワーク定義、およびサーバグループ定義については、Linkexpressは停止した状態で定義変更を行う必要があります。しかし、MC/ServiceGuardクラスタに組み込まれたパッケージを停止すると、ファイルシステムがアンマウントされてしまいます。次に示す手順で、Linkexpressのパッケージを停止し、共有データ・ディスクのファイルシステムをマウントしてください。

cmhaltpkg lnkexp
vgchange -a e 共有データ・ディスクのデバイス名
mount 共有データ・ディスクのデバイス名 共有データ・ディスクのマウントポイント

共有データ・ディスクがマウントされたところで、定義を変更します。

定義を変更後、再度パッケージを起動するには、次のコマンドを実行します。

umount 共有データ・ディスクのマウントポイント
vgchange -a n 共有データ・ディスクのデバイス名
cmrunpkg lnkexp
cmmodpkg -e lnkexp

注)太字部"lnkexp"は、パッケージ構成のPackage Nameに設定したパッケージ名を指定します。


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