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Systemwalker Desktop Keeper  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

3.11 その他のトラブル

1. Acronis True Image」がインストールされている環境でWindowsが起動しなくなる現象が発生しています。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

バージョンの古い「Acronis True Image」がインストールされていると、本現象が発生する場合があります(Acronis True Image  Liteにおいても発生する場合があります)。


  【対処方法】

「Acronis True Image」をV9.0以降にアップデートしてください。


2. IME 2000/2002(Office XP)をタスクバーから出している状態で、IMEが使用できなくなります。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

IMEの障害により本現象が発生している可能性があります。

    http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;811845

  【対処方法】

IMEは、タスクトレイに格納してください。


3. 管理コンソールの起動に時間がかかります。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因 1

管理コンソールが統合管理サーバに接続している場合は、管理コンソール起動時に、統合管理サーバ配下の各管理サーバと接続して情報を採取します。

しかし、なんらかの理由により管理サーバと通信を行えなかった場合は、タイムアウトまで接続を試みます。

本現象は、以下の原因で管理サーバと接続できなかった場合に発生します。

  【確認ポイント】

  【対処方法】

◆ 原因 2

V13.2 以降の場合、調査用に管理コンソールのトレースを取得する機能があります。

この機能が有効になっている場合、多くの情報をトレースログに出力するため、起動や動作に時間が掛かります。

通常、この機能は富士通調査員より指示があった場合だけ使用しますが、調査終了後の戻し忘れ等で有効に

なっている場合があります。


  【対処方法】

4. USBメモリ、USB接続の外付けHDDをネットワーク共有したところ、いずれのUSBデバイスも他のPCからアクセスできなくなり、エラーメッセージが表示されました。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

「この処理をするのに必要な記憶域をサーバーで確保できません」

◆ 原因

IRPのStack領域不足が発生しています。
Systemwalker Desktop Keeperに限らず、フィルタドライバを持つ製品は、IRPのStack領域を使用します。USB媒体の共有フォルダにアクセス時にも、この領域を使用しますが、領域不足が発生したため、他のPCから共有フォルダにアクセスできない状況となっています。


  【対処方法】

レジストリエディタで、IRPのStack領域を大きくしてください。
変更方法は、以下を参照してください。

http://support.microsoft.com/kb/177078/ja


5. Windows Vista®で、ランタイムエラーが何度も発生します。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

以下のどちらかのメッセージが表示されます。

1つ目のメッセージ

「Runtime Error!
Program:C:\Windows\system32\fsw21ej4.exe
R6034
An Aplication has made an attempt to load the C runtime library incollectly.
Please contract the application's support team for more information.」

2つ目のメッセージ

「Runtime Error!
Program:C:\Windows\system32\fsw11ej8.exe
R6034
An Aplication has made an attempt to load the C runtime library incollectly.
Please contract the application's support team for more information.」

◆ 原因

system32フォルダに、MSVCR80.DLLがコピーされています(通常、MSVCR80.DLLは、サイドバイサイドにより他フォルダにインストールされます)。
Systemwalker Desktop Keeperが、system32フォルダのMSVCR80.DLLを参照しているため、ランタイムエラーが発生しています。


  【対処方法】

system32配下のMSVCR80.DLLを変名後、Systemwalker Desktop Keeperが正常動作するか確認してください。


6. fsw11ej9.exeでアプリケーションエラーが発生しました。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

以下のイベントログが表示されます。

「エラー発生アプリケーション fsw11ej9.exe、バージョン 2.5.0.1
エラー発生モジュール ntdll.dll、バージョン 5.2.3790.3959、エラー発生アドレス 0x0004afb2」

◆ 原因

以下のOSの障害です。

  【対処方法】

以下のパッチを適用してください。
http://support.microsoft.com/kb/950094/ja


7. Acrobat Xから印刷を行うことができない場合があります。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

Actobat Xの保護モードとSystemwalker Desktop Keeperの競合が原因で発生しています。


  【対処方法】

Acrobat Xの保護モードをOFFにすることで印刷が行えます。


8. 管理サーバ/統合管理サーバ上で、エラーイベントログ階層化サービスへのアクセスに失敗しました。」が出力されます。


エラーメッセージ

以下のイベントログが管理サーバ/統合管理サーバ上で表示されます。

ソース:SWDTK_LC
イベントID:3401
種類:エラー
内容:階層化サービスへのアクセスに失敗しました。(物理ノード=%1 結果コード=%2 応答コード=%3 応答詳細=%4)
      %1:  アクセス対象の物理ノードID
      %2:  階層化サービスへのアクセスの結果コード
      %3:  階層化サービスへのアクセスの応答コード
      %4:  階層化サービスへのアクセスの応答詳細

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

階層化サービスの起動が必要な状況画面の集計処理と、階層化サービスを停止する操作(バックアップ・リストアや、データ転送など)の処理が重なっている場合、本エラーが発生する場合があります。

例えば、V14.0.1以前からのバージョンアップ時は、状況画面集計処理が初期値である1:00に動作するため、バックアップ・リストアやデータ転送などがすでに同時間帯に動作するようにスケジュールされていた場合、エラーが発生する場合があります。


  【対処方法】

状況画面の集計処理と階層化サービスを停止する操作(バックアップ・リストアや、データ転送など)の処理が重なっていないことを確認してください。もし処理が重なる場合は、階層化サービスを停止する操作のスケジュールを変更するか、状況画面の集計スケジュールを変更してください。変更方法は“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“状況画面を利用するための準備をする”を参照してください。


9. 管理サーバ/統合管理サーバの導入後に、エラーイベントログ状況に関する設定が未初期化または壊れています。事前にWebコンソールに一度ログインしてください。あるいは状況に関する設定を再度実施してください。」が出力されます。


エラーメッセージ

以下のイベントログが管理サーバ/統合管理サーバ上で表示されます。

ソース:SWDTK_LC
イベントID:3403
種類:エラー
内容:状況に関する設定が未初期化または壊れています。事前にWebコンソールに一度ログインしてください。
      あるいは状況に関する設定を再度実施してください。
      ※V14.1.0の場合は「状況に関する設定が壊れています。状況に関する設定を再度実施してください。」となります。

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

管理サーバ/統合管理サーバの導入後に、Webコンソールに一度もログインしていない場合、本エラーが発生する場合があります。


  【対処方法】

Webコンソールへログインし、状況画面を表示してください。Webコンソールへのログイン方法は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“状況画面を表示する”を参照してください。


10. 管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップ中またはログアナライザサーバアンインストール後に、エラーイベントログ複合機連携バッチ処理において、ログアナライザサーバデータベースのアクセスに失敗しました。」が出力されます。


エラーメッセージ

以下のイベントログが管理サーバ/統合管理サーバ上で表示されます。

ソース:SWDTK_PB
イベントID:3421
種類:エラー
内容:複合機連携バッチ処理において、ログアナライザサーバデータベースのアクセスに失敗しました。
      (サーバIPアドレス=%1 結果コード=%2 結果メッセージ=%3 結果詳細=%4)
      %1:  接続先ログアナライザサーバのIPアドレス
      %2:  データベースへのアクセスの結果コード
      %3:  データベースへのアクセスの結果メッセージ
      %4:  データベースへのアクセスの結果詳細

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

以下の原因が考えられます。

  【対処方法】

以下の対処を実施してください。

11. サーバのサービス「SWLevelControlService」と「SWServerService」が起動しません。


◆ 原因

以下の原因が考えられます。

  【確認ポイント】

  【対処方法】

以下の対処を実施してください。

12. 自動容量拡張が行われたというメッセージが表示されます。


メッセージ

「qdg02865i:DSI'DTKDB.COMMONLOG1_DSI'の'DATA'に対する自動容量拡張を完

了しました 割付け量='56'キロバイト (システム名=SWDTK)」とメッセージが表示される


◆ 原因

データベース割当量を自動的に拡張するメッセージです。データベース内部の

処理であり、問題ありません。


  【対処方法】

データベース内部の処理であり、対処不要です。