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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.1 運用ガイド テープサーバオプション編
ETERNUS

F.1.1 LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2の場合

ETERNUS LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2 テープライブラリの場合の設定方法について説明します。

F.1.1.1 FC接続での設定方法

stドライバの無効化

注意

テープサーバをクラスタで構築する場合は、stドライバでも認識させておく必要があるため、この作業は不要です。

  1. lsコマンドを実行して、デバイスファイルを表示します。

    # ls -l /dev/rmt/*[0-9]
    lrwxrwxrwx 1 root root 40 2月 27日 15:07 /dev/rmt/0
     -> ../../devices/pci@16,2000/scsi@1/st@5,0:
    lrwxrwxrwx 1 root root 50 2月 27日 15:07 /dev/rmt/1
     -> ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@4/st@1,0:
    ・・・
  2. 表示されたデバイスファイルで、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のデバイスがstドライバで認識されているかを確認します。

    ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@4/st@1,0:
                           1                  2   3
    1:「devices/pci@17,4000/fibre-channel@4」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「st」=stドライバで制御されていることを示します。
    3:「1,0」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、stドライバで制御されているかを判断します。

    注意

    stドライバで制御されているドライブに、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2が含まれていない場合は、以下の手順3から手順5は不要です。

  3. ドライブにアクセスするプログラムがある場合は、そのプログラムをすべて停止します。

  4. stドライバで制御されている場合、/kernel/drv/st.confにある、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに対するターゲットの定義をコメントアウトします。

    ポイント

    LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブのターゲットID(LOOP ID)、LUNが一致する箇所の先頭に“#”を挿入し、コメントアウトします。

    注意

    サーバ内蔵のドライブが存在する場合、その定義はコメントアウトしないように注意してください。

  5. stドライバで制御されているLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブのデバイスファイルを削除します。

    以下は、手順1,2で確認したデバイスファイルを削除する例です。

    # rm -i /dev/rmt/*
    rm: /dev/rmt/0 を消去しますか (yes/no)? n
    rm: /dev/rmt/0b を消去しますか (yes/no)? n
    ・・・
    rm: /dev/rmt/1 を消去しますか (yes/no)? y
    rm: /dev/rmt/1b を消去しますか (yes/no)? y
    ・・・

    注意

    rmコマンドの実行時に、誤ってほかのファイルを消さないように十分注意してください。

ロボットの設定

  1. /usr/kernel/drv/lb.confファイルに、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットのTarget IDを記述します。
    lb.confファイルの例を参照して、ロボットのSCSI IDをTarget IDに記述します。

    以下に、Target IDが4 、LUN番号が1の場合の記述例を示します。

    #
    #       --------------------------------------------------------------
    #       IBM Tivoli Storage Manager for Sun Solaris Server
    #       Licensed Materials - Property of IBM
    #       5765-303 (C) Copyright IBM Corporation 1999.
    #       All rights reserved.
    #       Refer to Copyright Instructions Form Number G120-2083
    #       --------------------------------------------------------------
    
    ・・・
    
    name="lb" class="scsi"
            target=4 lun=1;

    注意

    /usr/kernel/drv/lb.confファイルのname="lb" とclass="scsi" は固定です。

  2. lbドライバを登録します。

    # /opt/tivoli/tsm/devices/bin/autoconf

ドライブのドライバ構成

  1. TSM装置ドライバの1つであるmtドライバのコンフィグレーションファイル(mt.conf)を設定します。

    mtドライバのコンフィグレーションファイル(mt.conf)は、TSM装置ドライバのインストールにより、以下の場所に格納されます。

    /usr/kernel/drv/mt.conf
  2. mt.confファイルを編集して、ドライブ装置のターゲットIDとLUN番号を指定した定義を追加します。

    以下に、ターゲットIDが6、LUN番号が0の場合の定義例を示します。

    #
    #       --------------------------------------------------------------
    #       IBM Tivoli Storage Manager for Sun Solaris Server
    #       Licensed Materials - Property of IBM
    #       5765-303 (C) Copyright IBM Corporation 1999.
    #       All rights reserved.
    #       Refer to Copyright Instructions Form Number G120-2083
    #       --------------------------------------------------------------
    #
    #       --------------------------------------------------------------
    #       Tivoli Storage Manager SCSI Device Driver for Tape Drives
    #       Configuration File
    #       --------------------------------------------------------------
    #
    ・・・・・・・・
    
      name="mt" class="scsi" target=6 lun=0; 

注意

/usr/kernel/drv/mt.confファイルのname="mt" とclass="scsi"は固定です。

HBAドライバの設定

/kernel/drv/fjpfca.confファイルに、ロボット、ドライブのalias名、port、fcp-bind-targetを設定します。

なお、ロボットおよびドライブのTarget IDは、/usr/kernel/drv/lb.confファイルで設定したTarget IDを記述してください。

#
# All Rights Reserved, Copyright (c) FUJITSU LIMITED  2000
#
#ident "@(#)$Id: fjpfca.conf,v 3.1.1.1 2001/04/20 11:19:47 hiroki Exp $ FUJITSU"

・・・

alias=
        "CTRL:0x200100e0000e100c",
        "DRV00:0x201000e0000e100d";
      
・・・

port=
    "fjpfca0:nport",
    "fjpfca1:nport";

・・・

fcp-bind-target=
        "fjpfca0t4:CTRL",
        "fjpfca1t6:DRV00";
        

注意

本設定は、富士通製HBAドライバ(FJSVpfca)を使用する場合の説明です。その他のHBAドライバ(Emulex、NetMarksなど)を使用する場合は、各製品に応じたHBAのマニュアルを参照してください。

また、本設定は、ファイバーチャネルスイッチ接続(FC-SW接続)の場合にだけ必要です。

直結接続(FC-AL接続)の場合は、LTライブラリ側で設定されているTarget Idを使用して設定します。詳細は、『ETERNUS SF TSM ETERNUS LTライブラリ運用手引書』を参照してください。

デバイスファイルの作成

  1. サーバをリブートします。

    # touch /reconfigure
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
  2. サーバ起動後、lsコマンドを実行して、デバイスファイル(lb)を表示します。

    # ls -l /dev/rmt/?lb
    lrwxrwxrwx 1 root root 40 2月 27日 15:07 /dev/rmt/0lb
     -> ../../devices/pci@16,2000/scsi@1/st@5,0:
    lrwxrwxrwx 1 root other 51 2月 27日 16:50 /dev/rmt/5lb
     -> ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@4/lb@4,1:lb
    #
  3. 表示されたデバイスファイルから、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットが、lbドライバで認識されているか確認します。

    ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@4/lb@4,1:lb
                           1                  2   3
    1:「devices/pci@17,4000/fibre-channel@4」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「lb」=lbドライバで制御されていることを示します。
    3:「4,1」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットが、lbドライバで制御されているかを判断します。

  4. lsコマンドを実行して、デバイスファイル(mt)を表示します。

    # ls -l /dev/rmt/*mt
    lrwxrwxrwx 1 root sys 52 7 月 14 日 10:02 /dev/rmt/5mt ->
    ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@2/mt@6,0:mt
    lrwxrwxrwx 1 root sys 42 7 月 14 日 10:02 /dev/rmt/6mt ->
    ../../devices/pci@16,4000/scsi@2/mt@0,0:mt
  5. 表示されたデバイスファイルから、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、mtドライバで認識されているか確認します。

    ../../devices/pci@17,4000/fibre-channel@2/mt@6,0:mt
                           1                  2   3
    1:「devices/pci@17,4000/fibre-channel@2」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「mt」=mtドライバで制御されていることを示します。
    3:「6,0」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、mtドライバで制御されているかを判断します。

F.1.1.2 SCSI接続での設定方法

注意

ETERNUS LTライブラリのロボット、ドライブのSCSI-ID、LU番号は、装置または設定によって異なります。詳細はハード添付のマニュアルを参照するか、当社技術員(CE)に確認してください。

stドライバの無効化

  1. lsコマンドを実行して、デバイスファイルを表示します。

    # ls -l /dev/rmt/*[0-9]
    lrwxrwxrwx 1 root root 40 2月 27日 15:07 /dev/rmt/0
     -> ../../devices/pci@16,2000/scsi@1/st@5,0:
    lrwxrwxrwx 1 root root 50 2月 27日 15:07 /dev/rmt/1
     -> ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/st@1,0:
    ・・・
  2. 表示されたデバイスファイルで、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のデバイスが、stドライバで認識されているかを確認します。

    ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/st@1,0:
                           1              2   3
    1:「devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「st」=stドライバで制御されていることを示します。
    3:「1,0」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、stドライバで制御されているかを判断します。

    注意

    stドライバで制御されているドライブに、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2が含まれていない場合は、以下の手順3から手順5は不要です。

  3. ドライブにアクセスするプログラムがある場合は、そのプログラムをすべて停止します。

  4. stドライバで制御されている場合、/kernel/drv/st.confにある、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに対するターゲットの定義をコメントアウトします。

    ポイント

    LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブのターゲットID(LOOP ID)、LUNが一致する箇所の先頭に“#”を挿入し、コメントアウトします。

    注意

    サーバ内蔵のドライブが存在する場合、その定義はコメントアウトしないように注意してください。

  5. stドライバで制御されているLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブのデバイスファイルを削除します。

    以下は、手順1,2で確認したデバイスファイルを削除する例です。

    # rm -i /dev/rmt/*
    rm: /dev/rmt/0 を消去しますか (yes/no)? n
    rm: /dev/rmt/0b を消去しますか (yes/no)? n
    ・・・
    rm: /dev/rmt/1 を消去しますか (yes/no)? y
    rm: /dev/rmt/1b を消去しますか (yes/no)? y
    ・・・

    注意

    rmコマンドの実行時に、誤ってほかのファイルを消さないように十分注意してください。

SCSI IDおよびLUN番号の確認

probe-scsi-allコマンドを使用して、ロボットとドライブのSCSI IDおよびLUN番号を確認します。
以下に、SCSI IDが4、ドライブのLUN番号が0、ロボットのLUN番号が1の場合の例を示します。

{0} ok probe-scsi-all
・・・・・
/pci@500/pci@0/pci@9/pci@0/FJSV,eulsa@8,1

/pci@500/pci@0/pci@9/pci@0/FJSV,eulsa@8
Target 4                SCSI ID
  Unit 0   Removable Tape     HP      Ultrium 4-SCSI  W51W
  Unit 1   Removable Device type 8     HP      1x8 G2 AUTOLDR  B.72

・・・・・
{0} ok

ロボットの設定

  1. /usr/kernel/drv/lb.confファイルに、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットのTarget IDを記述します。lb.confファイルの例を参照して、ロボットのSCSI IDをTarget IDに記述します。
    以下に、Target IDが4、LUN番号が1の場合の記述例を示します。

    #
    #       --------------------------------------------------------------
    #       IBM Tivoli Storage Manager for Sun Solaris Server
    #       Licensed Materials - Property of IBM
    #       5765-303 (C) Copyright IBM Corporation 1999.
    #       All rights reserved.
    #       Refer to Copyright Instructions Form Number G120-2083
    #       --------------------------------------------------------------
    
    ・・・
    
    name="lb" class="scsi"
            target=4 lun=1;

    注意

    /usr/kernel/drv/lb.confファイルのname="lb" とclass="scsi" は固定です。

  2. lbドライバを登録します。

    # /opt/tivoli/tsm/devices/bin/autoconf

ドライブのドライバ構成

IBM製以外のドライブ装置を使用する場合、TSM装置ドライバの1つであるmtドライバのコンフィグレーションファイル(mt.conf)を設定します。
mtドライバのコンフィグレーションファイル(mt.conf)は、TSM装置ドライバのインストールにより、以下の場所に格納されます。

/usr/kernel/drv/mt.conf

mt.confファイルを編集して、ドライブ装置のターゲットIDとLUN番号を指定した定義を追加します。

以下に、ターゲットIDが4、LUN番号が0の場合の定義例を示します。

#
#       --------------------------------------------------------------
#       IBM Tivoli Storage Manager for Sun Solaris Server
#       Licensed Materials - Property of IBM
#       5765-303 (C) Copyright IBM Corporation 1999.
#       All rights reserved.
#       Refer to Copyright Instructions Form Number G120-2083
#       --------------------------------------------------------------
#
#       --------------------------------------------------------------
#       Tivoli Storage Manager SCSI Device Driver for Tape Drives
#       Configuration File
#       --------------------------------------------------------------
#
・・・・・・・・

  name="mt" class="scsi" target=4 lun=0;

注意

/usr/kernel/drv/mt.confファイルのname="mt" とclass="scsi"は固定です。

デバイスファイルの作成

  1. サーバをリブートします。

    # touch /reconfigure
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
  2. サーバ起動後、lsコマンドを実行して、デバイスファイル(lb)を表示します。

    # ls -l /dev/rmt/?lb
    lrwxrwxrwx 1 root root 40 2月 27日 15:07 /dev/rmt/0lb
     -> ../../devices/pci@16,2000/scsi@1/st@5,0:
    lrwxrwxrwx 1 root other 51 2月 27日 16:50 /dev/rmt/3lb
     -> ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/lb@4,1:lb
    #
  3. 表示されたデバイスファイルで、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットが、lbドライバで認識されているか確認します。

    ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/lb@4,1:lb
                          1               2   3
    1:「devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「lb」=lbドライバで制御されていることを示します。
    3:「4,1」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のロボットが、lbドライバで制御されているかを判断します。

  4. lsコマンドを実行して、デバイスファイル(mt)を表示します。

    # ls -l /dev/rmt/*mt
    lrwxrwxrwx 1 root root 56 2月 27日 16:50 /dev/rmt/1mt
     -> ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/mt@4,0:mt
  5. 表示されたデバイスファイルで、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、mtドライバで認識されているか確認します。

    ../../devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3/mt@4,0:mt
                          1               2   3
    1:「devices/pci@1f,4000/FJSV,ulsa@3」=HBAが搭載されている場所を示す物理パス名です。
    2:「mt」=IBM製以外のドライバで制御されていることを示します。
    3:「4,0」=「ターゲットID(LOOP ID),LUN」として16進数で示します。

    この内容から、物理パスがLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2に接続されているHBAのものか、およびターゲットID(LOOP ID)とLUNの情報がLT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブに一致するかを確認し、LT20/LT20 S2/LT40/LT40 S2/LT60/LT60 S2のドライブが、mtドライバで制御されているかを判断します。