付録E ロケールについて

ここでは、テープサーバに必要なロケールについて説明します。

すべてのテープサーバには、AdvancedCopy Managerが使用する内部コード系(運用管理サーバ(Storage管理サーバ)へAdvancedCopy Managerをインストールする際に指定するコード系)のロケールがインストールされている必要があります。

テープサーバについて、言語環境と各言語環境に対する対処方法を、以下に示します。

表E.1 テープサーバの言語環境
テープサーバ	対処方法
Solaris (EUC) Solaris (SJIS) Solaris (UTF8)	テープサーバに以下の言語パッケージを追加インストールしてください。日本語UTF8パッケージ日本語SJISパッケージ

テープバックアップ運用を行う場合には、運用管理サーバおよび管理対象サーバ(Storageサーバ)において、UTF8の言語環境が必須となります。

テープサーバと管理対象サーバの間で言語環境(LANG)が異なる場合には、対処が必要となります。以下にその組合せと対処方法を示します。

表E.2 テープサーバと管理対象サーバの言語環境
テープサーバ	管理対象サーバ	対処方法
Solaris(EUC) Solaris(SJIS) Solaris(UTF8	Windows(SJIS)	必要ありません。
	Solaris(EUC) Solaris(SJIS) Solaris(UTF8)	管理対象サーバに以下のパッケージを追加インストールしてください。 [管理対象サーバがSolaris 11の場合] 日本語EUCパッケージ(system/locale/extraパッケージでインストールされます。) 日本語SJISパッケージ(system/locale/extraパッケージでインストールされます。) [管理対象サーバがSolaris 10, Solaris 9の場合] 日本語UTF8パッケージ日本語SJISパッケージ
	HP-UX(EUC)	管理対象サーバに日本語UTF8パッケージを追加インストールしてください。
	Linux(UTF8)	必要ありません。
	Linux(EUC)	必要ありません。
	AIX(SJIS)	管理対象サーバに日本語UTF8パッケージを追加インストールしてください。
	AIX(EUC)	管理対象サーバに日本語UTF8パッケージを追加インストールしてください。

該当パッケージをインストール後、再度Webコンソールから「全デバイスの情報取得／反映」操作を実施してください。