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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.1 運用ガイド テープサーバオプション編
ETERNUS

C.2.3 デバイス名表記

コマンドへ指定するLU(ディスク)単位のデバイス名表記は、以下のとおりです。

なお、PRIMECLUSTER GDS/SafeDISKのSDXオブジェクトのLU(ディスク)対応は未サポートです。

Solaris

Solaris標準特殊ファイル:/dev/dsk/c*t*d*s2
mplb特殊ファイル:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb*s2

Solaris 10でETERNUSマルチパスドライバ(以下、ETMPD)環境下で運用を行う場合は、ETMPDの環境設定によってAdvancedCopy Managerで提供する機能が使用できない場合があります。

システムボリュームの場合は以下が指定可能です。

  • Solaris 10かつETERNUSマルチパスドライバかつディスク形式がVTOC形式の場合

    mplb特殊ファイル:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb*s2

  • Solaris 10かつETERNUSマルチパスドライバかつディスク形式がEFI形式の場合

    システムボリュームのバックアップ運用ができません。

  • 上記以外

    Solaris標準特殊ファイル:/dev/dsk/c*t*d*s2

    mplb特殊ファイル:/dev/FJSVmplb/dsk/mplb*s2

詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド (Solaris版)』の「運用上の注意事項」にある、「全般的な注意事項」の「ETERNUSマルチパスドライバ環境下での運用について」を参照してください。

Windows

AdvancedCopy Managerデバイス:g?d?

Linux

通常デバイス:/dev/sd*
マルチパスデバイス:/dev/sd*
udevデバイス: /dev/disk/by-id/xxxxxxxx (xxxxxxxxはディスクの識別情報から生成される情報)
/dev/disk/by-path/yyyyyyyy (yyyyyyyyはディスクの位置情報から生成される情報)

udevデバイスの例

[例1]

  • by-id名がscsi-3600e000000cb00000000000100000000の場合
    /dev/disk/by-id/scsi-3600e000000cb00000000000100000000

[例2]

  • by-path名がpci-0000:02:01.0-fc-0x20010000138402a0:0x0001000000000000の場合
    /dev/disk/by-path/pci-0000:02:01.0-fc-0x20010000138402a0:0x0001000000000000