本機能でユーザーデータを復旧するための災対サイトでのハードウェア条件を以下に説明します。
また、「18.5.1 ACMバックアップ環境構築完了後の作業」に記載されているTSM関連ファイルが保存された可搬メディア(DATなど)を使用して、運用サイトから災対サイトへデータの移行を行うため、運用サイトのテープサーバと災対サイトのテープサーバで、同一可搬メディアへのアクセスを可能にしておいてください。
環境 | 対象 | ハードウェア資源 |
---|---|---|
運用サイト | テープサーバ | 可搬メディア・アクセス装置 |
災対サイト | テープサーバ | Solaris搭載SUNサーバ |
可搬メディア・アクセス装置 | ||
管理対象サーバ(Storageサーバ) | 運用サイトで復旧データに該当するデータを使用していた管理対象サーバと同一プラットフォームのサーバ | |
ETERNUS ディスクアレイ/ETERNUS テープライブラリ | 『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ハードウェア条件」で説明されたハードウェアです。 |
図18.2 災対サイトのハードウェア概略図