ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.1 運用ガイド テープサーバオプション編
ETERNUS

16.1 データベースの保守

AdvancedCopy Managerテープバックアップは、運用情報として各種リポジトリや管理情報を保持しています。それらを総称しこの章ではデータベースと呼びます。データベースは大切な情報であり、長期運用によるリポジトリの容量が不足した場合、運用状況が導入当初と大幅に異なってきた際にリポジトリの容量が不足した場合、および不慮の事故に備え定期的なデータベースのバックアップの実施をお勧めします。(Oracleのデータベースなどの業務に利用されるデータベースとは異なります。)

以下に種別と取得タイミングについて記述します。

表16.1 運用管理サーバのデータベース

種類

契機

取得方法

容量

データベース

管理対象サーバ(Storageサーバ)の追加やデバイス情報の取込みなど構成情報に変化が生じたとき、または、バックアップ管理やレプリケーション管理の運用情報に変化が生じたとき

16.1.1.2.1 データベースの退避方法
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

16.1.1.2.1 データベースの退避方法」を参照してください。

レジストリ

運用管理サーバ(Storage管理サーバ)でDBセットアップ(クラスタの場合は運用管理サーバ業務構築)後や運用管理サーバのサーバ情報(サーバ名、IPアドレス、ポート番号)を変更した場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ」を参照してください。

表16.2 管理対象サーバのデータベース

種類

契機

取得方法

容量

レジストリ

管理対象サーバ(Storageサーバ)の追加や運用管理サーバ(Storage管理サーバ)のサーバ情報(サーバ名、IPアドレス、ポート番号)を変更した場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ」を参照してください。

バックアップ管理簿

バックアップ業務終了後

16.1.1.1.1 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

16.1.1.1.1 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのバックアップ」を参照してください。

バックアップ管理の前後処理スクリプト

前後処理スクリプトを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

バックアップ管理の前後処理スクリプトファイルのサイズを確認してください。

テープコピーの前後処理スクリプト

前後処理スクリプトを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

テープコピーの前後処理スクリプトファイルのサイズを確認してください。

管理情報一括バックアップのポリシーファイル

ポリシーファイルを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

管理情報一括バックアップのポリシーファイルのサイズを確認してください。

表16.3 テープサーバのデータベース

種類

契機

取得方法

容量

レジストリ

テープサーバの追加や運用管理サーバ(Storage管理サーバ)のサーバ情報(サーバ名、IPアドレス、ポート番号)を変更した場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

16.1.1.3.1 レジストリのバックアップ」を参照してください。

テープ管理情報

バックアップ業務終了後

テープ管理情報バックアップコマンド
または
16.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

テープ管理情報のバックアップを参照してください。

ポイント

データベースをバックアップする場合、それぞれ個別にバックアップする方法と、すべてのデータベースを一括してバックアップする方法があります。
管理対象サーバが運用管理サーバを兼ねている場合は、運用管理サーバのデータベースと管理対象サーバのデータベースの両方が存在しています。