ファイル単位バックアップは、テープへのバックアップ機能を担うETERNUS SF TSMを利用して、テープへのバックアップを実行します。そのため、ファイル単位バックアップの実行には、TSMの設定が必要になります。
本機能では、バックアップ対象データが存在する管理対象サーバ(Storageサーバ)に、TSMクライアントをインストールし、テープサーバにあるTSMサーバに対してバックアップを指示します。
図13.1 ファイル単位バックアップの環境