ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド Copy Control Module編
ETERNUS

第3章 運用

本章では、AdvancedCopy Manager CCMを運用するために必要な手順について説明します。

ポイント

  • AdvancedCopy Manager CCMでは、バックアップ元サーバの状態に関係なくバックアップ/リストアを行います。バックアップ/リストアを実行する際は、バックアップ元サーバが停止していることを確認してください。
    ファイルサーバ運用など、コピー元論理ボリュームをアンマウントしない運用の場合、acutil fsflush (ファイルシステムのフラッシュコマンド)【Windows】を利用してバックアップ/リストアを行うことも可能です。

  • コピー先の論理ボリュームをWindowsサーバまたはLinuxサーバに接続して運用する場合、コピー実施後にコピー先ボリュームのデータをOSに認識させるために、以下のコマンドを実行してください。

    • Windowsの場合

      acutil refresh -d DEVICE-NAME

      DEVICE-NAME: コピー先ボリュームの物理デバイス名(PhysicalDrive[ディスク番号])

    • Linuxの場合

      sfdisk -R device

      device: コピー先ボリュームのデバイス名(/dev/sd*)

  • コマンドを利用する場合は、PATH環境変数を設定します。設定方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「PATH環境変数の設定」を参照してください。