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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 導入ガイド
ETERNUS

5.1.1 インストール前の作業

Storage Cruiserエージェントのインストール前に行っておくべき項目について説明します。


5.1.1.1 ディスクの空き容量の確認

インストール対象のサーバのディスクに、インストールに必要な容量が空いているかを確認してください。
インストールに必要な容量は、「2.3.3.1 静的ディスク容量」を参照してください。

空き容量が不足している場合は、以下のどちらかの対処を行って、空き容量を確保してください。

5.1.1.2 旧バージョンレベル/排他ソフトウェアのアンインストール

旧バージョンレベルのStorage Cruiserおよび排他ソフトウェアのインストール状況を確認してください。
インストールされている場合は、以下のマニュアルを参照して、そのソフトウェアをアンインストールしてください。

Storage Cruiserエージェントの排他ソフトウェアは、「2.3.2.3 排他ソフトウェア」を参照してください。

アンインストール対象

参照マニュアル

排他ソフトウェア

排他ソフトウェアのマニュアル

旧バージョンレベルのStorage Cruiserのインストール状況を確認する方法は、以下のとおりです。

Windows環境の場合

コントロールパネルから以下の画面を開き、旧バージョンレベルのStorage Cruiserのコンポーネントが表示されているか確認します。

Storage Cruiserのコンポーネントが表示されている場合は、バージョンレベルを確認してください。

OS種別

開く画面の名称

Windows Server 2003

プログラムの追加と削除

Windows Server 2008以降

プログラムと機能

Solaris環境の場合

以下の作業を実施します。

  1. インストール対象のサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。

  2. 本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。

    以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/dsk/c0t4d0s0」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。

    # mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s0 <DVD-ROM マウントポイント>
  3. 以下のコマンドを実行します。

    # cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Solaris
    # ./scagtinstall.sh -check

    排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
    Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。

Linux環境の場合

以下の作業を実施します。

  1. インストール対象のサーバに、root(スーパーユーザー)でログインします。

  2. 本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。

    以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/cdrom」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。

    # mount /dev/cdrom <DVD-ROMマウントポイント>
  3. 以下のコマンドを実行します。

    # cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Linux
    # /bin/sh ./scagtinstall.sh -check

    排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
    Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。

HP-UX環境の場合

以下の作業を実施します。

  1. インストール対象のサーバに、root(スーパーユーザー)でログインします。

  2. 以下のコマンドを実行して、作業に必要なデーモンを起動します。

    # /usr/sbin/pfs_mountd &
    # /usr/sbin/pfsd &
  3. 本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。

    以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/dsk/c1t2d0」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。

    • v11.23より前のOSの場合

      # /usr/sbin/pfs_mount -t rrip -x unix /dev/dsk/c1t2d0 <DVD-ROMマウントポイント>
    • v11.23以降のOSの場合

      # mount -F cdfs /dev/dsk/c1t2d0 <DVD-ROMマウントポイント>
  4. 以下のコマンドを実行します。

    # /usr/sbin/swlist | /usr/bin/grep FJSVssage

    Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。

VMware環境の場合

以下の作業を実施します。

  1. インストール対象のサーバ(VMware ESX ServerのService Console)に、OS管理者(root)でログインします。

  2. 本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。

    以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/cdrom」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。

    # mount /dev/cdrom <DVD-ROMマウントポイント>
  3. 以下のコマンドを実行します。

    # cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Linux
    # ./scagtinstall.sh -check

    排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
    Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。