Storage Cruiserエージェントのインストール前に行っておくべき項目について説明します。
インストール対象のサーバのディスクに、インストールに必要な容量が空いているかを確認してください。
インストールに必要な容量は、「2.3.3.1 静的ディスク容量」を参照してください。
空き容量が不足している場合は、以下のどちらかの対処を行って、空き容量を確保してください。
ディスクの増設
ディスクのパーティション構成の再設定
旧バージョンレベルのStorage Cruiserおよび排他ソフトウェアのインストール状況を確認してください。
インストールされている場合は、以下のマニュアルを参照して、そのソフトウェアをアンインストールしてください。
Storage Cruiserエージェントの排他ソフトウェアは、「2.3.2.3 排他ソフトウェア」を参照してください。
アンインストール対象 | 参照マニュアル |
---|---|
排他ソフトウェア | 排他ソフトウェアのマニュアル |
旧バージョンレベルのStorage Cruiserのインストール状況を確認する方法は、以下のとおりです。
コントロールパネルから以下の画面を開き、旧バージョンレベルのStorage Cruiserのコンポーネントが表示されているか確認します。
Storage Cruiserのコンポーネントが表示されている場合は、バージョンレベルを確認してください。
OS種別 | 開く画面の名称 |
---|---|
Windows Server 2003 | プログラムの追加と削除 |
Windows Server 2008以降 | プログラムと機能 |
以下の作業を実施します。
インストール対象のサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。
本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。
以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/dsk/c0t4d0s0」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s0 <DVD-ROM マウントポイント> |
以下のコマンドを実行します。
# cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Solaris # ./scagtinstall.sh -check |
排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。
以下の作業を実施します。
インストール対象のサーバに、root(スーパーユーザー)でログインします。
本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。
以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/cdrom」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。
# mount /dev/cdrom <DVD-ROMマウントポイント> |
以下のコマンドを実行します。
# cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Linux # /bin/sh ./scagtinstall.sh -check |
排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。
以下の作業を実施します。
インストール対象のサーバに、root(スーパーユーザー)でログインします。
以下のコマンドを実行して、作業に必要なデーモンを起動します。
# /usr/sbin/pfs_mountd & # /usr/sbin/pfsd & |
本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。
以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/dsk/c1t2d0」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。
v11.23より前のOSの場合
# /usr/sbin/pfs_mount -t rrip -x unix /dev/dsk/c1t2d0 <DVD-ROMマウントポイント> |
v11.23以降のOSの場合
# mount -F cdfs /dev/dsk/c1t2d0 <DVD-ROMマウントポイント> |
以下のコマンドを実行します。
# /usr/sbin/swlist | /usr/bin/grep FJSVssage |
Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。
以下の作業を実施します。
インストール対象のサーバ(VMware ESX ServerのService Console)に、OS管理者(root)でログインします。
本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を装置のDVD-ROMドライブに挿入し、DVD-ROM媒体をマウントします。
以下のコマンド実行例では、DVD-ROMドライブのデバイス名を「/dev/cdrom」としています。DVD-ROMドライブのデバイス名は、装置によって異なります。
# mount /dev/cdrom <DVD-ROMマウントポイント> |
以下のコマンドを実行します。
# cd <DVD-ROMマウントポイント>/Agent_unix/Storage_Cruiser/Linux # ./scagtinstall.sh -check |
排他ソフトウェアがインストールされていると、メッセージが出力されます。
Storage Cruiserエージェントのパッケージが出力された場合は、バージョンレベルを確認してください。