Webコンソールの起動方法は、以下のとおりです。
運用管理サーバに接続できるPCでInternet ExplorerまたはFirefoxを起動します。
参照
使用できるWebブラウザのバージョンは、「1.1 対応ブラウザ」を参照してください。
Webブラウザで、運用管理サーバのアドレスを入力します。
なお、運用管理サーバとHTTPSを使用して通信します。
https://<IP-address>:<port_number>/
<IP-address>には、運用管理サーバのIPアドレスまたはFQDN(Fully Qualified Domain Name)を指定します。
<port_number>には、インストール時に指定した「Webコンソールサービス(ETERNUS SF Manager Apache service)」のポート番号を指定します。デフォルトは9855です。
例
以下は、<IP-address>に“10.20.30.40”を、<port_number>に“9855”を指定する場合の指定例です。
https://10.20.30.40:9855/
参照
Webブラウザと運用管理サーバ間のHTTPS通信の詳細は、「第5章 HTTPS通信」を参照してください。
注意
ログイン画面が表示されない場合は、以下を確認してください。
URLの誤り
Webブラウザのプロキシの設定
運用管理サーバのファイアーウォールの設定
Webブラウザを起動したあと、最初に接続する際に、セキュリティ証明書に関する警告画面が表示されます。
Internet Explorerの場合は、画面に「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」と表示されます。これは、本製品で通信の暗号化に利用しているHTTPS(SSL)のセキュリティ証明書が、自己署名証明書であることへの警告です。
本製品では、ETERNUS SF Managerをインストールする際に、運用管理サーバごとに異なる自己署名証明書を自動的に作成しています。
ファイアーウォールで保護されたイントラネットなど、なりすましの危険性がない通信相手が信頼できるネットワークでは、自己署名証明書を利用しても問題ないため、次に進み、ログイン画面を表示してください。
Internet Explorerの場合は、「このサイトの閲覧を続行する (推奨されません)。」を選択すると、ログイン画面が表示されます。
Internet Explorerで接続した場合、アドレスバーの背景が赤くなり、アドレスバーの右側に「証明書のエラー」と表示されます。また、ステータスバーにフィッシング詐欺検出機能の警告アイコンが表示されます。
これらの表示は、上記の「注意2」と同じ自己署名証明書に対する警告であるため、利用しても問題ありません。
セキュリティ証明書に関する警告画面や、証明書のエラー表示を消したい場合は、運用管理サーバのIPアドレスまたはホスト名に対応する証明書を作成し、Webブラウザにインストールしてください。
詳細は、「第5章 HTTPS通信」を参照してください。
複数のWebブラウザで、すでにログインしている場合は、ログイン画面を表示せずに自動的にログインが行われることがあります。
Internet ExplorerでWebコンソールを利用している際、ファイルをダウンロードする場合に以下のメッセージを含む情報バーが画面に表示され、ダウンロードがブロックされることがあります。
セキュリティ保護のため、このサイトによる、このコンピューターへのファイルのダウンロードが Internet Explorer によりブロックされました。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。
この場合、以下の作業を実施することで、ファイルをダウンロードできます。
情報バーをクリックして、オプションを表示します。
オプション内の[ファイルのダウンロード]をクリックします。
以下のメッセージを含むダイアログが表示されるので、[キャンセル]ボタンをクリックします。
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情報バーにブロックされた操作を再実施します。