ファイル名
mdrdb.user |
使用用途
ノード自動検出用のエージェント(AGT_ADSC)をセットアップした場合に、ノード検出を行うサブネットアドレスおよびサブネットマスク、SNMPのコミュニティ名を指定します。また、Interstage Application Server用のエージェント(AGT_IAPS)、.NETアプリケーション用のエージェント(AGT_NETAPL)、レガシーアプリケーション用のエージェント(AGT_LEGACY)をセットアップした場合に、アプリケーションの配付先サーバとして登録される論理ノード(LogicalServer)の情報を変更する場合に、編集します。
格納場所
プロセス管理サーバ
Windows | [CMDBマネージャのデータベース格納先]\FJSVcmdba\etc |
Solaris | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
エージェント
Windows | [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\etc |
Solaris | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
ファイル形式
mdbad.autodiscovery.network.address=サブネットアドレス mdbad.autodiscovery.network.subnetmask=サブネットマスク mdbad.autodiscovery.snmp.community=SNMPのコミュニティ名 mdrdb.common.LogicalServer.ipaddress.default=配付先サーバとして登録するIPアドレス mdrdb.common.LogicalServer.nickname.default=配付先サーバとして登録するホスト名 |
パラメーター
サブネットアドレスを指定します。
複数のサブネットを指定する場合は、“,(カンマ)”で区切って指定します。
プロセス管理サーバ、またはエージェントが所属するサブネットからのみノード検出する場合は、本項目は省略できます。
本項目にサブネットアドレスが指定された場合は、指定されたサブネットに所属するノードのみ検出します。
そのため、プロセス管理サーバまたはエージェントが所属するサブネット、およびそれ以外のサブネットからノード検出する場合は、プロセス管理サーバまたはエージェントが所属するサブネットアドレスを含めて、ノード検出するサブネットアドレスをすべて記載してください。
サブネットマスクを指定します。
SNMPのコミュニティ名はpublicを指定します。
配付先サーバとして登録するIPアドレスを指定します。
配付先サーバとして登録するホスト名
注意事項
上記のエントリ以外の項目は変更しないでください。
変更内容は、プロセス管理サーバの場合はSystemwalker IT Change Managerを、エージェントの場合はエージェントサービスを再起動することで有効になります。
使用例
# Subnet address where node is retrieved mdbad.autodiscovery.network.address= 10.10.10.0,10.10.20.0 # Subnet mask for node retrieval mdbad.autodiscovery.network.subnetmask=255.255.255.0 # Community name of SNMP mdbad.autodiscovery.snmp.community=public |