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Systemwalker IT Change Manager V14g 管理者ガイド
Systemwalker

5.5.3 アクティビティ定義マスタ

回送先指定画面の表示と機能制御および、各アクティビティでの機能制御を設定するマスタです。このマスタは、使用するプラン定義のUIアクティビティの数分、定義する必要があります。アクティビティ定義については、BPM Studioを参照してください。

回送先指定欄の表示設定

以下の情報を定義します。

回送先指定の役割名の表示例を以下に示します。


注意

承認者取戻機能について

承認者取戻機能は、アクティビティ定義マスタを利用して、次の承認者を割り出しています。したがって、プロセス定義においてプログラムノードや条件分岐などの制御を行う場合、承認者取戻機能が正しく動作しない場合があります。承認者取戻機能は、自分の次のアクティビティが明示的に1つに絞られる場合にのみ利用してください。なお、承認者による取戻機能の有効・無効はボタン定義マスタで設定してください。

承認者検索機能

申請者に承認者を選択させるときは、「機能ID」に承認者選択画面用の機能IDを設定してください。ただし、起案系のアクティビティの場合、機能IDには「0」を詰めてください。この設定により、上図のように回送先指定欄ごとに[検索]ボタンを表示することができます。

回送先指定制御の設定

特定の承認者を指定しておきたいときは、「指定ユーザーID」、「指定承認グループID」、に、承認者のIDを指定してください。同じアクティビティ名の指定ユーザーID、指定承認グループIDなどを重複して指定したときは、「指定ユーザーID > 指定承認グループID >回送先画面で保存したユーザーID 」の優先順位が適用されます。指定した承認者を、申請者に変更させたくないときは、機能IDには「0」を詰めてください。
なお、「相対役職コード」は指定しないで下さい。

「承認者変更可表示指定」は、各承認者の承認画面から回送先変更画面への遷移ボタンの表示・非表示を制御します。起案や最終アクティビティでは機能なしを指定してください。

メール送信機能

「通知/承認依頼あり」「写し機能表示指定」は、メール送信を制御します。承認依頼ありで、機能ありのときは次の承認者へ承認依頼通知が送信されます。写し機能表示指定で、機能ありのときは回送先指定画面、または承認者用の回送先変更画面で選択した特定のユーザーへ、伝票内容の確認依頼通知を送信することができます。

指定例

アクティビティ定義マスタの指定例を以下に示します。

概要

指定例

回覧ルート定義ID

MYOPLAN002

MYOPLAN002

MYOPLAN002

アクティビティ名

起案

承認

運用操作

アクティビティ種別

00

00

00

役割名

起案者

承認者

運用管理担当

呼出オブジェクト名

(zero fill)

(zero fill)

(zero fill)

リザーブ

(zero fill)

(zero fill)

(zero fill)

表示制御

1000

2000

3000

指定ユーザーID

(zero fill)

(zero fill)

(zero fill)

指定承認グループID

(zero fill)

(zero fill)

(zero fill)

機能ID

(zero fill)

func-assignee

func-assignee

リザーブ

(zero fill)

(zero fill)

(zero fill)

承認者変更可表示指定

0

1

1

通知/承認依頼あり

0

0

0

写し機能表示指定

0

0

0

リザーブ

0

0

0

リザーブ

0

0

0


注意

「pm-」で始まるユーザーID、グループID、および機能IDは予約語であるため、指定しないでください。