部門マスタの部門階層パスを設定します。
部門階層パスとは、画面上で部門をツリー構造で表示し、部門情報を検索する場合にすばやく検索ができるように、前もって階層情報をデータベースにもたせておくために必要なものです。
したがって、部門の階層構造に変更があった場合、部門階層パス情報も更新する必要があります。
機能概要
部門マスタの部門階層を、更新することができます。組織を指定してその配下のみを更新することも可能です。
実行タイミング
以下の場合、この機能を実行する必要があります。
部門編成に変更があった場合、たとえば、部門が追加されたり、削除されたりした場合(部門名の変更のみの場合は実行する必要はありません)
データベース上の部門情報を変更していなくても、部門マスタの適用期間が過ぎてしまった場合
「部門マスタ」に登録するデータには適用開始日と適用終了日があります。適用期間を過ぎてしまうと部門が無効になるため、部門階層パスが有効になりません。無効となった部門を上位、下位に定義している部門では、部門階層構造に不整合が発生します。このため、部門階層パスを更新する必要があります。
この機能はcronなどのコマンドスケジューラで、毎日1回実行することをお勧めします。部門情報に変更があった場合、部門階層パス設定を忘れることがなくなります。
手順概要
部門階層パスの設定手順を、以下に示します。
プロセス管理サーバ上で、以下のコマンドを実行します。
swpm_setdptpath <option> [対象適用日] |
コマンドの大文字小文字は区別されます。
オプションをすべて省略した場合には、使用方法が表示されます。
オプション | 説明 | |
---|---|---|
<option> | 以下のいずれかを指定します。 | |
-ALL | すべての組織を更新します。 | |
-ORG:組織コード | 指定した組織を更新します。 | |
[対象適用日] | 適用する年月日を、YYYYMMDD形式の8桁で指定します(例:20060915)。省略した場合には、本日が対象適用日となります。 |