ワークフローの実行情報は、ワークフロー環境設定ファイル(crconfig.ini)で指定したファイルに実行ログとして出力されます。
ワークフロー環境設定ファイルは、以下に格納されています。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\crapi\config配下
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/crapi/config配下
ワークフローの実行情報は、デフォルトでは以下のファイルに出力されます。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\crapi\log\CRAPI.LOG |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/crapi/log/CRAPI.LOG |
指定形式
ワークフロー環境設定ファイルには、以下の形式で指定します。
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ログ出力レベル
ログ出力レベルを指定することにより、以下の情報をログに出力することができます。
0: メッセージを出力しません。
1: エラー情報を出力します。
2: エラー情報と、使用誤り等のワーニング情報を出力します。
3: エラー情報、ワーニング情報に加えて、プログラムの動作確認用のトレース情報を出力します。
4: エラー情報、ワーニング情報、トレース情報に加えて、動作異常時に必要なデバッグ情報を出力します。
通常運用時には0または1を設定してください。
ログファイル最大サイズ
ログファイル最大サイズをKb単位で指定します。最大サイズを超えたログは、ファイル名に番号を付加してバックアップされます。
例:CRAPI.LOG.1
ログローテーション
ワークフローログのローテーションの最大数は10です。 (変更不可)
ワークフロー環境設定ファイルの詳細は、"Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"ワークフロー環境設定ファイル"を参照してください。
指定例
【Windows】
指定例 LOG_LEVEL = 3 LOG_STOPWATCH = FALSE LOG_FOLDER = C:/SWPM/ITPM/crapi/log LOG_FILE = CRAPI.LOG LOG_MAX_FILESIZE = 10240
【Solaris/Linux】
指定例 LOG_LEVEL = 4 LOG_STOPWATCH = FALSE LOG_FOLDER = /opt/FJSVswpm/crapi/log LOG_FILE = CRAPI.LOG LOG_MAX_FILESIZE = 10240
ログの出力形式
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実行種別は、以下の4種類です。
ERROR:エラー情報(ログ出力レベル1以上で出力)
WARN:ワーニング情報(ログ出力レベル2以上で出力)
TRACE:(ログ出力レベル3以上で出力)
DETAIL:(ログ出力レベル4で出力)
出力例
[CRAPI] TRACE :2008/03/21 13:29:25 000 [CRAdmAccess.getUserRoles] [START] |