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Systemwalker IT Change Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

1.1 Systemwalker IT Change Managerの導入手順

Systemwalker IT Change Managerの導入手順について説明します。

製品の概要を理解

Systemwalker IT Change Managerによる運用を実施する上で、機能の概要を理解する必要があります。

"Systemwalker IT Change Manager 解説書"の"概要"で基本用語、運用および使用上で必要となる知識を得てから、設計作業を行ってください。

運用の設計

以下の項目について、運用に合わせた設計を行います。

LDAPへのユーザー追加の計画

Systemwalker IT Change Managerはユーザーの認証にLDAPを利用しているため、Systemwalker IT Change Managerを導入する際には、LDAPの設定を変更する必要があります。

Systemwalker IT Change Managerの導入

注意

Interstage Application Development Cycle Managerと連携してアプリケーションリリース管理を行う場合は、

Interstage Application Development Cycle Managerが導入されているサーバに、ファイル転送用のツールを

インストールする必要があります。インストール方法については、"インスト"を参照してください。

収集できる情報と設定の関係の詳細は以下のとおりです。

収集する情報

管理対象サーバの設定

連携製品の導入

ノード情報

論理サーバ情報

ハードウェア情報

インストールソフトウェア情報

IPアドレス

ホスト名

OS名

○(注1)

×

×

×

×

不要

不要

○(注1)

×

×

×

SNMPエージェントの設定が必要

不要

×

SSHの設定(注2)またはファイル転送基盤の設定が必要

不要

SSHの設定(注2)またはファイル転送基盤の設定が必要

必要(注3)

○:収集可能 ×:収集不可能

注1) ホスト名が、hostsファイルまたはDNSに登録されている場合に収集可能です。

注2) SSHで接続するための認証情報(ユーザーID、パスワード)を、管理サーバに登録する必要があります。

注3) 管理対象サーバにインストールされているサーバ管理を実施する連携製品と連携してハードウェア情報を採取します。そのため、以下の連携製品を管理対象サーバにインストールする必要があります。

PRIMERGY: ServerView エージェント(サーバ監視ソフトウェア)
SPARC Enterprise: Enhanced Support Facility(サーバ監視機能)

初期データを使用した動作確認

セットアップ完了後、Systemwalker IT Change Managerが用意したサンプルのデータを使用して、伝票の申請から承認までの操作を確認します。
Systemwalker IT Change Managerでは、以下の動作確認用データを用意しています。

Systemwalker IT Change Managerの運用作業

Systemwalker IT Change Managerの運用に必要な情報を定義し、運用を開始します。詳細は、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"を参照してください。

Systemwalker IT Change Manager導入時の注意

マニュアル上Administratorとは、特に明記がない限りローカルのAdministrator権限を持ったユーザーを意味します。