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Systemwalker Software Configuration Manager 操作ガイド
Systemwalker

2.1 サーバ一覧

表示方法

  1. 管理コンソールにログインします。

  2. 以下のどちらかの方法で表示します。

    1. 管理コンソールのメニューの[構成管理]を選択します。

    2. [ホーム]画面にある[サーバ一覧]のリンクをクリックします。

注意

ログインユーザーが管理する範囲のサーバ一覧が表示されます。

インフラ管理者

全サーバが参照できます。

兼任管理者

全サーバが参照できます。

テナント管理者

所属するテナント(組織)に関連付くサーバが参照できます。

テナント利用者

テナント利用者が管理しているサーバが参照できます。

注意

SolarisのサーバはSystemwalker Software Configuration Managerの管理対象外です。ServerView Resource OrchestratorでSolarisのサーバを配備している場合でも、[サーバ一覧]画面には表示されません。

注意

パッチ未適用として計上される条件について

Windows OSパッチ、Linux OSパッチ、および、富士通ミドルウェアパッチで、それぞれパッチ未適用として計上される条件が異なります。以下に、それぞれの条件を示します。

  • Windows OSパッチの未適用数

    Windows OSパッチの未適用数は、WSUSで承認したパッチが適用されていない数です。

  • Linux OSパッチの未適用数

    Linux OSパッチの未適用数は、yumリポジトリサーバに登録され、かつ管理対象として定義されたパッチが適用されていない数です。

  • 富士通ミドルウェアパッチの未適用数

    富士通ミドルウェアパッチの未適用数は、Systemwalker Software Configuration Managerで配付した富士通ミドルウェアパッチが適用されていない数です。

    Systemwalker Software Configuration Managerで富士通ミドルウェアパッチの配付を行っていない場合は、未適用数として計上されません。

操作方法

絞り込み検索

サーバ一覧情報の絞り込み条件を設定します。

表示項目

説明

絞り込み条件

以下の絞り込み条件が指定できます。絞り込み条件は複数指定できます。

  • サーバ名

  • L-Platform名

  • テナント名

  • IPアドレス

  • ホスト名

  • OS

  • 未適用パッチ有無

  • FJMW


表示項目

サーバ一覧で表示される項目を以下に示します

表示項目

説明

チェックボックス

チェックボックスをチェックすることによってパッチ適用の対象サーバを選択できます。

サーバ名

サーバ名を表示します。

サーバ名をクリックすると、[サーバ詳細]画面が表示されます。

L-Platform名

L-Platform名を表示します。

テナント名

テナント名を表示します。

IPアドレス

IPアドレスを表示します。

ホスト名

ホスト名を表示します。

OS

OS名を表示します。

データ更新日時

パッチ適用状況がWSUSに登録された日時を表示します。

データ更新日時は、Linuxの場合は表示されません。

未適用(OS)

適用されていないOSパッチの数を表示します。

未適用(MW)

適用されていない富士通ミドルウェアパッチの数を表示します。


注意

本画面の“未適用(OS)”の数と、業務サーバ上の“更新プログラムの確認”で検出される適用対象のパッチ数が一致しない事があります。

これは、あるパッチの中に累積で修正が提供されている場合、Systemwalker Software Configuration Managerでは累積されている修正パッチもすべて適用できるパッチとして計上しますが、“更新プログラムの確認”では、他のパッチに累積された修正パッチは適用できるパッチとして計上されないため、不一致が発生します。

例えば、“パッチ3”が“パッチ1~2”の修正を累積している場合、Systemwalker Software Configuration Managerでは、適用できるパッチとして3件検出されますが、“更新プログラムの確認”では、適用できるパッチとして1件が検出されます。

検出されるパッチ

Systemwalker Software Configuration Manager

更新プログラムの確認

パッチ3(パッチ1~2を含む)

パッチ2

バッチ1

○:適用できるパッチとして検出される

-:適用できるパッチとして検出されない

あるパッチの中に累積で修正が提供されている場合、他のパッチに累積された修正パッチをWSUSサーバ上で未承認とすることで、Systemwalker Software Configuration Managerでも適用できるパッチとして検出されなくなります。


操作ボタン

サーバ一覧画面からは、以下の操作が可能です。

操作ボタン

説明

パッチ適用ウィザード

チェックボックスでサーバを選択し、[パッチ適用ウィザード]ボタンをクリックするとサーバ起点でのパッチ適用ウィザード画面が表示され、パッチの配付および適用を設定できます。