機能説明
本コマンドは、伝票と対応してCMDBに出力された構成アイテム(CI)に対して、他の構成アイテムとの関連付けを行います。
記述形式
swpm_relateslipci | -piid piid {-srcpiid srcpiid | -srcgid srcgid[,version] | -tgtpiid tgtpiid | -tgtgid tgtgid[,version]} … |
オプション
関連付けの起点となる伝票のプロセスIDを指定します。
プロセスIDは、Systemwalker IT Change Managerのアプリケーション実行機能を利用して、自動実行アプリケーション実行時の引数として渡すことができます。
-piidで指定した伝票と対応した構成アイテム(CI)と、関連元として関連付けされる構成アイテム(CI)を、対応する伝票のプロセスIDで指定します。
-piidで指定した伝票と対応した構成アイテム(CI)と、関連元として関連付けされる構成アイテム(CI)を、構成アイテム(CI)のグローバルIDで指定します。
関連付けされる構成アイテム(CI)がバージョンを対象とする場合は、以下のように指定します。
-srcgid グローバルID,バージョン識別子
-piidで指定した伝票と対応した構成アイテム(CI)と、関連先として関連付けされる構成アイテム(CI)を、対応する伝票のプロセスIDで指定します。
-piidで指定した伝票と対応した構成アイテム(CI)と、関連先として関連付けされる構成アイテム(CI)を、構成アイテム(CI)のグローバルIDで指定します。
関連付けされる構成アイテム(CI)がバージョンを対象とする場合は、以下のように指定します。
-tgtgid グローバルID,バージョン識別子
復帰値
正常終了
コマンド実行エラー
パラメタエラー
環境定義エラー
内部エラー
データベースアクセスエラー
ファイル入出力エラー
CI情報未検出エラー
XMLエラー
強制終了
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\ITPM\bin |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008の場合は、管理者として実行してください
プロセス管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)だけが実行できます。
プロセス管理サーバで実行可能です。
使用例
コマンドラインで実行する場合の例
swpm_relateslipci -piid 1234 -srcpiid 734 -tgtgid gid00001235,ver0002 |
アプリケーション実行機能の動作設定ファイルでの定義例
swpm_relateslipci -piid 1234 -srcpiid 734 -tgtgid gid00001235,ver0002 |