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Systemwalker IT Change Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

3.1.5 Interstage BPMの環境構築【Solaris/Linux】

Interstage BPMのRDBシステムを登録します。


  1. プロセス管理サーバにスーパーユーザーでログインします。

  2. RDBシステムファイル用のディレクトリを作成します。

    mkdir -pコマンドを使用して、以下のディレクトリを作成してください。

    /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG
    /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/dirfile
    /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/CORE
    /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/etc

  3. 環境変数を設定します。

    以下の環境変数を設定してください。

    環境変数

    設定内容

    LANG

    システムのデフォルトロケール(/etc/default/initのLANG)と同じ値

    PATH

    【Solaris】
    /opt/FSUNrdb2b/bin
    【Linux】
    /opt/FJSVrdb2b/bin

    LD_LIBRARY_PATH

    【Solaris】
    /opt/FSUNrdb2b/lib

    /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin
    【Linux】
    /opt/FJSVrdb2b/lib

    /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin

    RDBNAME

    FLOWDB

  4. RDB構成パラメタを作成します。

    以下のRDB構成パラメタファイルを作成し、設定例に従って値を設定してください。

    ファイル名

    【Solaris】
    /opt/FSUNrdb2b/etc/FLOWDB.cfg
    【Linux】
    /opt/FJSVrdb2b/etc/FLOWDB.cfg


    設定例を以下に示します。

    RDBLOGMANAGE=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG
    RDBDIRSPACE1=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/dirfile
    RDBDIRSPACE2=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/dirfile
    RDBLOG=512, 512
    RDBEXTMEM=13208
    RDBCNTNUM=712
    RDBDBSNUM=32
    RDBNETDBSNUM=32
    RDBPRJCODE=0xdb
    RDBCORE=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/CORE
    RDBSYSTEMID=2
    RDBSYSBUF=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/etc
    RDBSQLENV=/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/FLOWDB.sys

    注意

    RDBSYSTEMIDは、Solaris版では/opt/FSUNrdb2b/etc内に、Linux版では/opt/FJSVrdb2b/etc内にある他の*.cfgファイルのRDBSYSTEMIDと重複しないように指定してください。指定可能な値は1~31です。

  5. 共用バッファ定義ファイルを作成します。

    [手順4のRDB構成パラメタファイルのRDBSYSBUFに指定したディレクトリ]/rdbbuf(デフォルトでは/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/etc/rdbbuf)を作成し、以下の値を追加してください。

    BUFFER1K=1040
    BUFFER2K=1040
    BUFFER4K=4317
    BUFFER8K=4317
    BUFFER16K=4317
    BUFFER32K=4317

  6. システム用動作環境ファイルを作成します。

    手順4のRDB構成パラメタファイルのRDBSQLENVに指定したファイル(デフォルトでは/var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/FLOWDB.sys)を作成し、以下の値を追加してください。

    MAX_CONNECT_SYS=(256)
    MAX_CONNECT_TCP=(256)
    COMMUNICATION_BUFFER=(32)
    WORK_MEM_SIZE=(128)
    SORT_MEM_SIZE=(2112)
    R_LOCK=(YES)
    USQL_LOCK=(EX)
    JOIN_ORDER=(AUTO)
    ARC_FULL=(RETURN)
    DEFAULT_TABLE_SIZE=(32,256,512,0)
    DEFAULT_INDEX_SIZE=(4,4,168,32,256,0)
    TEMPORARY_TABLE_SIZE=(256,512,0)
    TEMPORARY_INDEX_SIZE=(160,64,256,0)

  7. ポート番号を定義します。

    /etc/servicesに以下の内容を追加します。ポート番号は必要に応じて変更してください。

    FLOWDB 9652/tcp

  8. ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、およびRDBディクショナリを作成します。

    以下のコマンドを実行し、ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、およびRDBディクショナリを作成してください。

    # rdblog -I
    # rdblog -G -t /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG/LOG /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG/LOG.BI /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/LOG/LOG.AI 500M 500M 400
    # rdbcrdic -f /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DIC -c 82M -u L -du 50M